フィリピン留学情報

なぜフィリピン人の英語能力は高いの?【元学校スタッフが語る】

フィリピンも日本と同様に母国語があるのに「なぜフィリピン人は英語能力が高くて、日本人は英語能力が低い」のでしょうか?

フィリピンに訪れたことがある方やフィリピン留学に興味がある方であれば一度は疑問に思うことです。僕も英語留学で約1年半フィリピンに滞在している時にこの疑問を持ってたくさんのフィリピン人に聞いて調べました。

今回は英語能力が高い国フィリピンの「日本には無い3つの英語環境」について僕の経験や知識から紹介していきます!

参考までに筆者のフィリピン歴は以下の通りです

・生徒としてフィリピン語学留学(約9ヶ月間)

・学校スタッフとしてフィリピン語学学校で勤務(約6ヶ月間)

・過去の仕事、旅行でフィリピンへ渡航(十数回)

フィリピン人の英語能力はどれくらい高いの?

・フィリピン人の平均英語能力は日常英会話レベル(TOEIC600点)

・英語非ネイティブランキングでは世界14位(日本49位)、アジア2位(日本11位)

・最近では英語の留学先として有名

アメリカからもフィリピン人の英語は認められている(理由については別記事で詳しく書いています。)

普段の会話(家族や友達)ではフィリピン語(タガログ語)を使用するために英語のスピーキング能力はズバ抜けて高いわけではないが、ほとんどのフィリピン人は英語でも十分に会話できます。

フィリピン人(高校生から)は英語の映画を完璧に理解することができたり、衣料品や食料品なんかも全て英語表記のために幅広い英語を理解することが可能です。

フィリピン人の英語能力は世界的に見てもかなり高いものだと言えます。

なんでフィリピン人は英語能力が高いの?

英語=フォーマル、フィリピン語=カジュアル

日本人の場合…正式な場では敬語、家族や友人同士ではタメ口

フィリピン人の場合…正式な場では英語、家族や友人同士では母国語

日本人は「日本語の敬語とタメ口」を使用するのに対して、フィリピン人は「敬語=英語」「タメ口=フィリピン語」という使い分けをします。

フィリピン語にも敬語やタメ口は存在するのですが、英語を敬語の役割として使用する傾向があります(特に学校・政治・テレビ・新聞など)。

なぜ統一しないのか日本人にとっては理解し難いのですが、フィリピンでは英語も母国語の一つなのです。

圧倒的な英語環境

英語は母国語も同然

日本と比較してフィリピンには圧倒的な英語環境が整っています。

例えば、

・商品ラベル

・お店の看板

・レストランのメニュー

・映画

・ジェットコースターの注意事項や説明

生活必需品のほとんどに英語が使用されています。

⬇︎フィリピンの宝くじ⬇︎

⬇︎アトラクションの注意事項⬇︎

フィリピンの街に出れば全ての表記が英語となっています。フィリピンではフィリピン語(タガログ語やビサヤ語)があるにも関わらず、表記される文字としては100%英語が使用されます。

英語が理解出来なければ映画鑑賞が出来なければ、物を購入することも出来ません。

 

学校の授業は全部英語

フィリピンの学校(幼稚園〜大学)の授業は英語を使用して行われます。

「母国語があるのに何で英語なの?」と疑問に思うかもしれませんが、フィリピンでは各家庭によって少しづつ違った言語が使用されます。

一概にフィリピン語と言っても親の出身地によって方言や訛りが強かったりするために、フィリピン語(タガログ語)を理解できる生徒もいれば理解できない生徒もいます。そのために英語は共通語としても使用され、授業では主に英語が使用されます。

フィリピン語(タガログ語)の授業以外(算数、理科、社会など)は全て英語で行われます。

我々日本人が英語と触れる時間は英語の授業のみに対して、フィリピン人では母国語の授業以外は全て英語を使用します。

英語の必要性が高い

フィリピンでは英語能力が生きるために必要な言語の一つでもあるのもまた事実です。

「英語が上手く話せる人=上級層」

 

こういった考え方もあるために、

上級家庭では、普段の会話は全て英語で行われる

お金持ちの家庭では、綺麗な英語を教えるためにネイティブの先生を雇う

基本的にフィリピンの就職面接では英語が使用され、就職するためには英語能力が絶対条件という環境もあります。

日本では英語が話せたら就職が有利になる程度ですが、フィリピンでは英語が話せなければ上場企業には間違いなく就職できません。

まとめ

フィリピン人の英語能力が高い理由、日本人の英語能力が低い理由は以下の3つです。

・日本と比べて圧倒的な英語環境

・フィリピンの学校教育は全て英語が使用される

・英語の必要性(主に就職)が日本とは比べ物にならない

日本の小学校から高校では1日1時間の英語授業がありますが、フィリピンの小学校から高校では1日7時間の英語授業があります(理科や社会も英語を使うため)。

「幼い頃から学校の授業は全て英語」「遊園地や映画館に行けば全て英語」「就職時の面接は英語」どれを日本と比較しても英語環境の差があることは一目瞭然です。

結局、フィリピン人は英語を話すことが出来なければ生活できません。
英語習得には英語環境や英語の必要性が大事です。
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