ワーホリ

ワーホリについて気になる疑問・メリット・年齢制限を解説!

年間約1万8千人の日本人がワーキングホリデー制度を利用して海外渡航しているとデータが出ていますが、未だにワーキングホリデー(通称ワーホリ)について知っている方は多いようで少ないのが現状です。

今回はそんなワーホリ制度について筆者のワーホリ経験を元に「ワーホリについて」「ワーホリのメリット」「年齢制限」などについて、皆さんが疑問に感じている事を全て解説していきます。

ワーホリとは?

ワーキングホリデー(ワーホリ)とは

30年前に日本とオーストラリアが協定した事によって始まった制度で、二つの国が協定してお互いの国の文化や生活スタイルの違いを知るための機会をお互いの国民に与えるための制度です。

ワーホリ制度を使用して得る事のできるワーホリVISA(ワーホリ査証)では、観光ビザ以上にできる事が多くあります(就労や就学など)。

ワーホリビザ=就労ビザ+学生ビザ+観光ビザ

完璧な就労ビザや学生ビザではなく、就労(最大6ヶ月)や就学(最大4ヶ月)などの制限が課せられます。

実はこのワーホリ制度を利用して毎年多くの外国人が日本にも訪れ、滞在しています。

ワーキングホリデーの対象者

ワーホリの対象者は以下の条件をクリアしている方です。

・日本国籍

・18〜30歳(国によって異なる)

・心身ともに健康な方

・十分な資金がある方

・海外保険に加入

韓国籍や台湾国籍の方でもワーホリをする事は可能ですが、国によってワーホリできる国が異なります(こちらの記事は日本国籍保有者の視線で書いています)。

そして、ワーホリの年齢制限は最大で30歳までです(国によっては25歳まで)。

31歳になる前にビザ申請をすればオッケーですが、31歳になってからは申請する事ができませんので注意が必要となります。

最大で何歳までワーホリできる?

ワーホリ界隈では「ギリホリ」という言葉が存在し、30〜32歳でワーホリをしている方の事を指します。

ワーホリには30歳までという条件がありますが、以下のような条件で32歳までワーホリをしている方がいます。

30歳でビザ取得(有効期限1年)

31歳でワーホリ開始

32歳でワーホリ終了

後ほど紹介するグラフで赤色になっている国であれば、上記の例のように最大で32歳までワーホリをする事が可能となります。

31歳になる誕生日の1ヶ月ほど前にビザ申請を行えばギリホリは間に合います。

ギリホリをする方は意外といるので、年齢を気にする必要はありませんよ!

日本人がワーホリできる国

2020年4月現在で日本人がワーホリする事のできる国は24ヵ国あります。

韓国(1年)台湾(180日or360日)
香港(1年)オーストラリア(1年or2年or3年)
ニュージーランド(1年or1年3ヶ月)カナダ(1年)
フランス(1年)ドイツ(1年)
イギリス(2年)アイルランド(1年)
デンマーク(1年)ノルウェー(1年)
ポーランド(1年)ポルトガル(1年)
スロバキア(1年)オーストリア(1年)
ハンガリー(1年)スペイン(1年)
チリ(1年or2年)アイスランド(1年)
チェコアルゼンチン(1年)
エストニア(1年)(3/11スタート)オランダ(4/11スタート)

赤色…有効期限が入国後からカウントされる(国によって6ヶ月のところもあれば12ヶ月のところもある)

青色…入国予定日からカウントされる(政府から有効期限が指定されるので、その期間内に自分が入国するであろう日付を指定)

緑…VISAが発給された日からカウントされる

ワーホリ情報に関しては日々変わるので、最終確認はご本人様でお願い致します。

ワーホリの人数制限に注意

以下の国には人数制限があるために注意が必要です。

カナダ、フランス、ポーランド、韓国、台湾、香港、オーストリア、スロバキア、ハンガリー、スペイン、チリ、アイスランド、チェコ、アルゼンチン

 

上記の国々では毎年の人数制限が設けられており、各国の政府が指定した人数に達するとビザ発給が停止され翌年に回されます。

早い順の国もあれば、抽選の国もあり、イギリスとアイルランドは毎年指定された日付にビザ取得を賭けた抽選が行われます(イギリスは倍率が10倍と言われている)。

筆者の知り合いには4年連続でイギリスの抽選に漏れている人もいるくらいイギリスの抽選は倍率が高いです。

ワーキングホリデーのメリット

実戦で得られる言語能力

ワーホリ生活において一番大きなメリットは高い言語能力を得られる点です。

ワーホリをするには日本を離れて海外で仕事をしながら生活する必要があるために、当然日本語を話す機会は少なくなり英語やその他言語を使用します。

英語圏であれば英語を使用する頻度が高くなり、自然と英語能力も上達する訳です。

接客の仕事…お客さん向けの実用性のある礼儀正しい英語

調理の仕事…同僚同士の会話で必要なカジュアルな英語

職種や内容によっても学べる英語は大きく異なりますが、日本で生活するよりも遥かに実用性の高い言語能力を身に着ける事ができます。

貯金ができる

 

ワーホリの定番メリットとして「貯金」があります。

”オーストラリアの給料は日本の2倍”

”オーストラリアのチェリーファームは月100万も夢ではない”

なんて話を良く聞きますが、実際に大金を貯金できるのは極一部の方のみです。

一昔前まではオーストラリアドルのレートがとても良かったために月給50万円を簡単に超えましたが、2019年からレートがだいぶ落ちて日本と然程変わらない給料となってしまいました。

とはいえ、ワーホリで月50〜60万円を稼ぐ方も中にはいますし、90〜100万円を1ヶ月で稼いだという話も身近で聞いた事があります。

節約生活をしていれば少なからず貯金ができるのもまた事実です。

海外文化を経験できる

ワーホリでは、実際に仕事をする事ができるために海外旅行や海外留学と違った観点から文化を知る事ができます。

・日本だったらこんなのあり得ない

・日本にも取り入れたら良いのに

なんていう海外にしか無いような文化を実際に肌で実感しながら学ぶ事ができます。

僕はチップとして40AUS(当時3500円)をくれた事に驚きました。

鋼の精神力が身に付く

ワーホリで必ずやらなければいけないのは「仕事探し」です。

自分で英語の履歴書を作成し、1日何キロも歩きながら、「仕事を探してます〜」なんて片っ端から声をかけていきます。

勇気を振り絞って履歴書を渡したのに、履歴書を目の前で捨てられたり、無視されたり、心の折れる事が沢山あります。

海外での就活は想像以上に厳しく、この経験から鍛えられる精神力は日本での就活の比ではありません。

僕も実際に2週間毎日10キロ歩き回って50枚の履歴書を配った経験があります。

海外の友達や恋人ができる

ワーホリでは語学学校、仕事、シェアハウス、言語交換イベントなどを通して、外国人の友達や恋人が自然とできるメリットがあります。

友達から発展してボーイフレンドやガールフレンドができる方も多くいます。

海外の友達だけではなく、日本では決して話す事のないようなタイプの日本人友達もできたりするメリットもあります。

貴重な体験ができる

ワーホリ(working holiday)の意味は”勉強”や”仕事”だけではなく”休暇”という意味も含まれている事を忘れてはいけません。

せっかく海外に長期間滞在する事ができるのですから十分にワーホリ先を満喫してください。

オーストラリアであればオペラハウス、グレートバリアリーフ、メルボルンなど多くの世界遺産や日本には無い物があります。

そういった貴重な体験ができるのもワーホリのメリットの一つです。

ワーキングホリデーの行き方

「ワーホリに行こう!」と決断した方がやるべき事はたったの5ステップ

留学エージェントで無料相談し、渡航先を決める(ワーホリ開始半年前)

②ビザの申請を行う(3ヶ月前)

③ビザ取得後、航空券&宿泊施設の予約(1〜3ヶ月前)

④海外保険加入(1ヶ月前)

⑤荷物の再確認(1週間前)

ワーホリ準備中にやっておくと良い事

・英語の基礎勉強(フィリピン留学1ヶ月がオススメ)

・歯のチェック(海外は高額となる可能性があるため)

・常備薬の確保(海外で全く同じ薬は手に入らないため)

ワーホリは手続きが大変と思われがちですが、やる事はとても単純で5ステップです。

最短で手続きしようと思えば1ヶ月もあれば出来てしまうくらい簡単な物なので、「手続きが面倒だから行かない」とワーホリを止めてしまうのは避けましょう。

ワーキングホリデーまとめ

ワーキングホリデーとは?→海外に行って就労・就学する事ができる制度

ワーキングホリデーの対象者→日本国籍・18〜30歳・健康でそれなりに資金がある

日本人がワーホリできる国→24ヵ国(2020年4月現在)

人数制限がある国→14/24ヵ国は毎年の人数制限がある

ワーキングホリデーのメリット

・言語能力の向上

・貯金が貯まる

・海外文化を経験できる

・鋼の精神力が身に付く

・海外の友達や恋人ができる

・貴重な体験ができる

「ワーホリに興味がある!」「本場で英語勉強したい!」「海外で働いてみたい!」という方は留学エージェントにて無料相談をする事が可能なので、話を聞いて損はありません。

実際に筆者はオーストラリアにワーホリに行って損は無かったと思っていますし、ある程度の貯金もしてきました。

皆さんもワーホリを通して日本では決して得られないような体験をしてみては如何でしょうか。

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