日本で5月第二日曜日と言えば「母の日」ですが、海外では3月や8月に「母の日」がある国も存在します。
そして国によっては日本人が想像もしない意外なプレゼントをお母さんに贈るところもあります。
今回は日本の「母の日」とは異なる過ごし方をする国を紹介していきます。
「母の日」が日本と同じ日付の国
日本の母の日
時期:5月の第二日曜日
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:プレゼントを贈る、食事を奢るなど
日本の「母の日」と言えば5月の第二日曜日にあり、お母さんへ日々の感謝を伝える日です。
男性よりも女性の方が積極的にお祝いするイメージがあり、基本的にはプレゼントを贈ったり、食事をして過ごします。
アメリカの母の日
時期:5月の第二日曜日
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:カーネーションを贈る、プレゼントを贈る、食事をおごる
「母の日」発祥の地であるアメリカでは日本と同じような振る舞いをします。
とある女性が亡くなった母親に追悼したいという思いからカーネーションを贈った事が「母の日」の起源となっており、現在でも母の日にカーネーションを贈る人々は多くいます。
基本的には日本と同様で日々の感謝を伝える日です。
フィンランドの母の日
時期:5月の第二日曜日
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:ミニバラをプレゼント、母親は一日中何もせずに家族が全て家事をする
フィンランドの「母の日」は日本とは少し異なり、家族全員で母親が普段やっている事を全てこなします。
食事の準備を始め、全ての家事を家族で協力して行います。
基本的には日本と同じように母親に感謝をする日ですが、日本とは少し違った敬い方をします。
コロンビアの母の日
時期:5月の第二日曜日
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:母親は一日中何もせずに家族が全て家事をする
コロンビアの「母の日」はフィンランドと同様で、家族全員で母親が普段やっている事を全てこなします。
掃除や食事の準備は全て家族で行い、ギターを演奏してくれる楽団を呼んでお祝いする家庭もあります。
トルコの母の日
時期:5月の第二日曜日
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:花+プレゼントを贈る、自分の母親に限らず子供のいる女性に「母の日おめでとう」と声を掛ける
トルコの「母の日」は日本とは少し違い、子供のいる女性に「母の日おめでとう」と声をかけます。
「母の日おめでとう」と声をかけるのが自分の母親だけでは無いというのは世界でも有数の文化でしょう。
とはいえ自分の母親には特別なプレゼントを贈ったりするために根本的には日本と同じような「母の日」だと言えます。
オーストラリアの母の日
時期:5月の第二日曜日
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:菊の花をプレゼント、特別なディナーに招待
オーストラリアの「母の日」は大規模なイベントやディナーコースが開かれる事で有名です。
高級ホテルや大きなイベント会場にて「母の日」をお祝いするイベントや食事会が開催されたり、母の日特別ランチやディナーが一日限定でスタートします。
日本とは比べ物にならないほどオーストラリアの母の日は一大イベントとなっています。
フィリピンの母の日
時期:5月の第二日曜日
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:一輪〜二輪のバラ+チョコを贈る、家族で過ごす
フィリピンの「母の日」は日本に比べて重要度の高い日です。
フィリピンでは家族第一の文化があるために、「母の日」や「父の日」はその他の特別な日に比べても重要度の高い日となっています。
「母の日」にはお母さんに一輪〜二輪のバラとちょっとしたプレゼントを贈るのが一般的で、裕福な家庭な場合はバラのブーケを渡す事もあります。
「母の日」が日本の日付と違う国
スペインの母の日
時期:5月の第一日曜日
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:花束+プレゼントを贈る、家族全員で食事
スペインの「母の日」は5月の第一週日曜日となっています。
この日は家族が集まり食事に出かけたり、母親にプレゼントを贈る日です。
基本的なイベント内容は日本と同じですが日付が日本とは異なるようです。
イギリスの母の日
時期:イースター・サンデーの2週間前の日曜日(2020年は3月22日)
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:花束+プレゼントを贈る、家族全員で食事
イギリスの「母の日」は”Mother’s Day(母の日)”ではなく、”Mothering Sunday(マザリング サンデー)”と呼ばれます。
これはキリスト教の重大イベントであるイースター(イエス・キリスト復活祭)に関連した日だと言われています。
そのイースターが3月21日〜4月24日(毎年異なる)にあるために、その2週間前が「母の日」となります。
この日には協会に家族で出向いたり、家族全員で食事をします。
フランスの母の日
時期:5月最後の日曜日(稀に6月の第一日曜日)
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:芍薬(牡丹)+香水や化粧品のプレゼント
フランスの「母の日」は基本的に日本と同じです。
芍薬(牡丹)の花束をプレゼントしたり、フランスでは有名な香水や化粧品をプレゼントしたり、ランチやディナーに出かけたりします。
タイの母の日
時期:8月12日(シリキット国王妃の誕生日)
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:ジャスミンの花束をプレゼント、水色の服を着てお祝い
タイの「母の日」は毎年決まって8月12日にあります。
この日はタイ・シリキット国王妃の誕生日であり、この日の色は”水色”と決められているために「母の日」には家族全員で水色の服を着てお祝いします。
お母さんに贈る花はジャスミンと決められているために、前日から路上では沢山のジャスミンが販売されます。
エジプトの母の日
時期:3月21日(固定)
何をする日:お母さんへ日々の感謝を伝える日
定番行事:プレゼントを贈る(コップなどの陶芸やスカーフなど)
エジプトの「母の日」は3月21日と決められており、この日の街では母の日のプレゼントが大量に並びます。
花を贈るという文化は珍しく、基本的にはプレゼントのみなのだとか。
学校ではお母さんのためにダンスを披露する事もあったり、女性の先生には学校からケーキなどのお菓子も出るそう。
エジプトでは「母の日」がかなり国民的な日となっており、家族だけではなく地域全体をあげてお祝いする日です。
ネパールの母の日
時期:4月末〜5月上旬(太陰暦で決められる)
何をする日:お母さんの顔を見る日
定番行事:お菓子、卵、果物等を贈る、結婚している場合は食事を作って実家に持っていく(民族毎に違う)
ネパールの「母の日」は西暦ではなく、太陰暦で決められるために毎年少しづつ日付がズレています。
また、ネパールは世界でも珍しく「母の日」ではなく「母の顔を見る日」となっており、振る舞いは民族毎に異なります。
根本的には日本と同様に母親を敬う日で間違いありません。
ルーマニアの母の日
時期:3月8日(固定)
何をする日:女性に感謝する日
定番行事:女性に対しての接し方を改め、お菓子や花束などを贈る
ルーマニアの「母の日」は毎年3月8日となっています。
この日は「母の日」というよりは「女性の日」となっており、小さい子供からお婆ちゃんまで男性から花やお菓子などを受け取る習慣があります。
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