「フィリピンの魅力」「フィリピンと言えば?」と質問されたらあなたは何を思い浮かべますか?
日本人からは悪印象が強く”フィリピンは少し危険な国”と考える方も多くいますが、最近では治安も良くなり活気付いており、魅力が沢山ある国です。
フィリピン好きの日本人も急増しており、定年後にフィリピン移住する日本人も増えています。
「そんな日本人移住者が増えているフィリピンの魅力って一体何なのでしょうか?」
今回はそんな問いに約2年間フィリピン滞在をしていた筆者が経験に基づき紹介していきます!
参考までに筆者のフィリピン関与歴は以下の通りです。
・フィリピン語学留学(約9ヶ月)
・学校スタッフとしてフィリピン語学学校で勤務(約6ヶ月)
・フィリピン旅行、滞在(数十回)
フィリピンの魅力って何?
物価の安さ
日本人観光客や留学生がフィリピンを選択する理由の80%以上が物価の安さだと言えます。
フィリピンの物価は日本の3〜5倍安いと言われています。フィリピン人の平均月収は4万円なので、給料面から考えても約5倍くらい違う事がわかります。
ビーチに行くにしても、食事をするにしても、映画鑑賞するにしても数十円〜数百円あれば基本的には十分です。
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住みやすい温暖気候
「フィリピン=すごく暑い国」というイメージが我々日本人にはありますが、実際はそうでもなかったりします。
フィリピンの一番暑い時期でも日本に比べて湿度が低いために、体感温度は暑くありません。日本の真夏の方が1.5倍くらい暑く感じます。
フィリピンはほとんどの地域で山や海が近くにあって風通しが良いために、日本の夏に見かける道路がモヤモヤとする陽炎なんかも見ることは稀です。
そしてフィリピンの一番寒い時期でも半袖短パンで過ごす事ができます(人によっては薄い長袖)。
日本の冬が苦手な方は、冬期だけフィリピンに渡航するなんてケースも多くあります。
言葉の壁を感じない
フィリピン国民は基本的にある程度の英語を使用できる上に、日本語を話せるフィリピン人も最近では急増しています。
「最近外国人労働者が増えてるな〜」なんてことをあなたの身近でも感じているのではありませんか?
近年では日本人労働者の減少などもあって、外国人技能実習制度(外国人労働者を受け入れるための制度)も年々変化してきています。特にフィリピン人の労働者は多くなってきています。
そのために日本に滞在経験のあるフィリピン人もたくさんおり、フィリピンに行くと英語や日本語を話せるフィリピン人に多く遭遇します。
よほど田舎の方に行かない限りは、日本人向けのお店、レストラン、バー、カラオケなんかも有り触れています。
自然、野生生物が豊富
フィリピンは自然愛好家や動物愛好家にとってたまらなく魅力的な国です。
200種類の哺乳類、600種類の鳥類、300種類の爬虫類や両生類、400種類のサンゴ種が生息していると言われています。
珍しい生物では、
・世界一小さくて可愛い猿「フィリピンメガネザル」
・世界一強力な鳥「フィリピンワシ」
・ジンベイザメと一緒に泳ぐことのできる「自然アクティビティ」
フィリピンの動物園では日本で決して見ることのできない動物や生物が沢山いたり、大自然を楽しむことのできるアクティビティなんかも豊富にあります。
ホスピタリティの高い国民性
友好的
フィリピン人はとても友好的な国民性を持っています。
仲良くなると国籍や年齢問わずホームパーティや食事に招待してくれます。そして「フィリピンの料理は美味しいよ」という感じでフィリピン料理を振舞ってくれます。
フィリピン人はアジアの中でも一位二位を競うくらいのホスピタリティを持っていると言っても過言ではありません。
タクシーに乗った際にも運転手から話を聞かれることも多々あります。少しイラっと来ることもあるかもしれませんが、友好的で話好きなフィリピン人にとっては普通なことです。あまりにもうるさい場合は無視しても構いません。
家庭第一
フィリピン人は私たち日本人の想像する以上に家族を大切にします。
仕事よりも恋人よりも何よりも家族を大事にします。
仕事がある日でも少し家族に用事があると休みを取ったり、家族イベントがあれば仕事なんて気にせずに真っ先に参加します。
そして年長者を敬う文化があるのもフィリピンならではで、「mano po(マノポ)」と言われる習慣があり、自分より歳上の人には相手の右手を取り、自分の額にその手を当てる行為です。これは年長者に経緯を表すための習慣です。
※自分より年下にやってしまうと、「そんなに年に見える?」という風に思われるので注意が必要
お客様は神様文化
日本のビジネス精神として「お客様は神様」というものがあるのはご存知だと思いますが、フィリピンも日本と同様にこれがあります。
フィリピンのレストランやその他のお店ではお客さんに困ったことや要望等があれば親身になって聞いてくれます。無理難題という要望をするお客さんも稀にいますが、丁寧にお断りしたり極力要望に答えられるよう努力をしていることを伺うことができます。
料理や果物が美味しい
料理の味付けは日本と同様に「醤油ベース」で行われるために、日本人には親しみのある味の料理がたくさんあります。
煮物の味やバーベキューの味なんかも日本の食事と味付けが似ています。
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そしてフィリピンといえばフルーツの豊富さです。フルーツは種類が豊富で、甘くて、安く手に入れることができるので、フィリピンに訪れた際には試さない訳にはいきません。
日本では決して見ることのできないフルーツも沢山あるので、購入して食べてみることによって一生に一度の経験をすることもできます。
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毎年各都市で行われるお祭り
フィリピンの各都市では年に一度大きなお祭りが開催されます。
マニラ | ブラック・ナザレ祭(1月) | キリスト教の世界最大規模の祭り |
セブ島 | シヌログ祭り(1月) | フィリピンで一番有名なお祭りで毎年多くの外国人観光客が集まります。 |
ダバオ | カガヤワン祭り(8月) | フィリピン先住民が伝統文化を紹介するパレードが特徴的 |
バギオ | フラワー祭り(2月) | 「花」をテーマにしたお祭りで、鮮やかな衣装を着たフィリピン人が踊りを披露します。 |
世界でも有数なビーチ
「世界一美しい島」「世界一美しいビーチ」では何度もトップ3に入っている「パラワン島」があるのがフィリピンです。
パラワン島はフィリピン諸島の南西部にある島で、世界中から多くの観光客が毎年訪れています。
ズバ抜けて有名なビーチはパラワン島ですが、その他地域のビーチも同じくらい水が透き通っていて綺麗です。
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高質格安マッサージ
フィリピンに訪れる多くの日本人が必ず立ち寄る場所としてマッサージ屋さんがあります。
日本では「マッサージ=高い」というイメージがありますが、フィリピンのマッサージはとても安くてクォリティーも中々のものです。
フィリピンのマッサージ店は地域やお店にもよりますが通常コース1時間250ペソ〜500ペソ(約500〜1000円)程度で受けることができます。チップを支払うお店もありますが50ペソ(約100円)ほどで問題ありません。
※日本人は高額チップをあげてしまいがちなので注意
オイルマッサージやホットストーンマッサージなどを選んでも1時間1000円程度で受けることができます。
フィリピン留学・旅行の魅力まとめ
・物価の安さ
・住みやすい温暖気候
・言葉の壁がない
・自然、野生生物の豊富さ
・ホスピタリティの高い国民性
・お客様は神様文化
・料理や果物が美味しい
・毎年各都市で行われるお祭り
・世界でも有数なビーチ
・高質格安マッサージ
今回は僕のフィリピン経験から基づいてフィリピンの魅力を10個紹介してきました。日本にはない魅力もフィリピンには沢山あるので、旅行先や留学先を考えている方はフィリピンを選んでみるのも良いです!
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