あなたはフィリピンを危険な国だと思っていませんか?おそらくフィリピン=危険、東南アジア=危険と認識している日本人がほとんどです。
ですが気をつけるべきことを気をつけて入れば全然危険ではないことを覚えておいてください。
実際に僕のフィリピン渡航回数は10回ほど、日数では約2年間滞在しています。僕自身が危険な目に遭ったことはありませんし、僕はフィリピンの語学学校で勤務していたので数百人という生徒さんを見てきましたが危険な目に遭った人を見たことはありません。
ちなみに僕のフィリピン歴は以下の通りです
社会人時代に仕事で3ヶ月滞在
英語勉強のために語学留学(8ヶ月)
語学学校勤務(6ヶ月)
旅行でフィリピンへ何度か渡航
フィリピンの危険回避法3選(命に関わる)
これを知っていないと最悪命を奪われることや現地で逮捕されて日本に帰国することができなくなってしまう可能性もあります。
カバンや袋を渡されても受け取るな
っと声を掛けられても絶対に受け取らないようにしましょう。声を掛けてくる人は何も悪気のなさそうな子供やお母さん、そしてカッコイイ人や可愛い人なんてこともありますが絶対に受け取らないようにしましょう。
最近ではあまり聞きませんがあなたもニュースで見たことがあるのではないでしょうか?実は2016〜2017年ではこの事件が頻発していました。
渡された直後になぜか警察の人に声を掛けられて荷物検査をされます。そこで先ほど渡された荷物の中に銃弾や危険な薬等が入っていて自分のものではないのに濡れ衣を着せられて捕まってしまう。なんてことがありました。
その後は警察官に多額を請求されて払わなければ刑務所行きだと言われ、仕方なくお金を払う羽目になることもあります。そして最高で16年間刑務所に入っていた人もいます。
実はこの裏では警察官と荷物を渡して来た人が手を組んでいて後から得た多額のお金を山分けするなんてこともあります。
ハニートラップに注意
最近ではSNSや出会い系が発達しているために多くの人が利用して恋人や遊び相手を探します。やはりその中には危険な人がいるということを心得ておきましょう。
日本でも稀にニュースで見ますが、SNSで知り合って実際に会いに行ったら危険な人だったなんてことがありますね。フィリピンでも全く同じで、会いに行ったら男の人がたくさんいてお金や貴重品を盗られてしまうことがあります。
使用するなとは言いませんが、こういうこともあることを頭の片隅に入れて最新の注意を払って使用しましょう。
日本人とマネートラップに注意
ビジネスやお金の手に入るような話を持ちかけられても乗らないようにしましょう。特に現地に住んでいる日本人に何か美味しい話を持ちかけられた場合は100%詐欺だと思ってください。
現地に住んでいる日本人はフィリピンについて詳しかったり、フィリピン人の友達がいるので何も知らない観光客の日本人に対して詐欺を行ったりしています。
日本でも大ニュースになりましたがパラワン島で日本人が殺害をフィリピン人に依頼して2人の日本人を殺害したなんてこともありました。これもお金に関する犯罪だと言われています。
フィリピンの危険回避法1選(帰国できなくなるかも)
命に関わることはありませんが日本に帰ることができなかったり、お金と貴重品を全て取られてしまう可能性があります。
飴やガムを貰っても絶対に食べるな
タクシーや路上でフィリピン人に雨やガムを貰っても絶対に食べてはいけません。中には睡眠薬が入っていて眠ってしまう可能性があります。もちろん好意で渡しているだけの可能性もありますが念のためにも食べないようにしましょう。
そして眠ったタイミングを見計らってお金や貴重品を全て盗って逃げることがあります。
これの優しいところはパスポートや少しのお金を残して置いてくれる場合がほとんどということです。本人たちも警察にはなるべく通報されたくありませんのでパスポートと帰国に必要なお金を残して極力通報されるのを避けるようにしています。
フィリピンの危険回避法3選(一文無しになるかも)
お金を盗られる程度で済むことがほとんどですが簡単なことなのでできるだけ避けましょう。
スーツケースには鍵をつける
最近ではなくなりましたが10年前は空港も信用なりませんでした。鍵の付いていないスーツケースから貴重品やパソコンを勝手に押収したり、何か危険物を入れて通報する自作自演などが頻繁にありました。
そういったことを避けるためにはスーツケースに鍵を付けましょう。鍵は勝手に開けることができないルールがあるので仮に鍵を壊されて開けられてしまった場合はクレジットカードの保険などが適用されるので最悪お金は返ってきます。
ホテルを過信し過ぎるな
日本人はホテル=絶対に安全と思っているかもしれませんが世界に出るとそんなことありません。ホテルの従業員が部屋で貴重品に目が眩んでしまい盗むなんてことも稀にあります。
想像して見てください、平均収入が月20万円以上ある私たちでも目の前に500万円の時計が置いてあったら一瞬でも「すごいな〜欲しいな〜」と思いますよね?盗る気はもちろんなくても思ってしまうのが人間の本能です。
それが平均収入が月2万円もないフィリピン人が500万円の時計を見たらどう思いますか?日本人の10分の1の給料ということは私たちからしたら目の前に5000万円の時計が置いてあるんですよ?自分がその立場だったらどうですか?5000万円が目の前に置いてあるんですよ?500万円の時計を盗ったら20年分の給料になるんですよ?
犯罪は良くないと言いつつも少なからず気持ちがわかると思います。極力貴重品は持ち歩くか鍵のかかったスーツケースやカバンにしまっておきましょう。
後ろポケットには物を入れるな
あなたは後ろポケットにスマートフォンや財布を入れるタイプですか?
日本ではこういう人を頻繁に見かけますがフィリピンでは絶対に止めましょう。
フィリピン(特にマニラ)にはプロの窃盗集団があります。彼らは人から物を盗むために日々練習して能力を極めています。
物がすでになくなっているのに全然気づかなかったなんてことが頻繁にあります。なのでナイトマーケットなど人混みに行く際は絶対に後ろポケットに物を入れずにカバンにしまい、前で持つようにしましょう。
フィリピンの危険回避法3選(下痢になるかも)
物乞いに注意
フィリピンには貧しい家庭がたくさんあり子供達が物乞いをしてきます。場所によってはコンビニを出た直後に10人くらいの子供に囲まれてしまうこともあります。
危害を加えたりはしてきませんが鬱陶しい、可哀想だと感じて物やお金を与えてしまう人がいますがそれは子供達のためになりません。
子供がお金や物を持っていることによって親に虐待されることもあります。もちろん子供はお金や物が欲しいので親には内緒でやっていたりしますが親にバレてしまった際には無理やり取り上げられるなんてこともあるそうです。
何かを与えたい気持ちはわかりますが返って子供のためにならないこともあるということを頭の片隅に入れておきましょう。
水道水、水に注意
歯磨きやうがい時では衛生上問題ないと言われていますがお腹が弱い人や気になる人はコンビニやスーパーで購入した飲料水を使用しましょう。
レストランで出てくる水と氷は基本的に水道水のためにミネラルウォーターを注文する、氷を避けるなどすることもオススメします。
ちなみに僕は2年間レストランの水道水と氷を普通に飲んでいましたが全く問題なく過ごすことができました。しかし学校に来る生徒さんの半分くらいは下痢になってしまいます。水の種類が日本とは違うこともあるかもしれませんができるだけ水道水は避けた方が良いですね。
キャップ開封時に音を確認
キャップ開封時には「プシュー」という音を確認しましょう。レストランや露天によっては継ぎ足しでジュースを入れている場合があります。
衛生的にも良くはないのでできるだけ新品だと確信のある飲み物を飲みましょう。
フィリピンではあまり聞きませんがタイやカンボジアではこれが多いと言われています。東南アジアに行く際には気をつけた方が良いかもしれませんね。
フィリピンの危険回避法11選まとめ
お金を守るために命を奪われてしまっては意味がありません。
命を取られそうな時はお金や貴重品を全て渡して回避することが大事ということを肝に命じてフィリピンや東南アジアは旅行をしましょう。
危険度MAXとして紹介した”物を渡されても受け取るな”、”ハニートラップ”、”マネートラップ”には特に用心してください。
最悪命を奪われることもあるので、これらは確実に頭に入れておきましょう。
それ以外は気をつけなかったからといって命に関わるほど危険な物はありません(一文無しや腹痛にはなるかも…)。
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