世間ではベジマイト=不味いという印象を持っていますが実際はどうなのでしょうか?
実はベジマイトはオーストラリアに住んでいる人であれば100%の人が知っているバターやマーガリンと同じような存在でもある超有名調味料でもあります。
塩辛い、苦い、臭いなど数々の噂がありますが一体どんな味やニオイがするのでしょうか?
そんな超有名でありながら、たくさんの人から嫌われるベジマイトについて今回は紹介していきます!
ベジマイトについて
ベジマイトとは?
ベジマイトは1932年に開発された調味料であり、現在ではオーストラリアのメルボルンを中心に年間2300万個製造されている超人気調味料です。
英語では「vegimite」と書き、読み方は日本語と同様に「ベジマイト」です。
オーストラリアの伝統的な物の一つでもあります。
お土産として購入して国に帰国する方もたくさんいます。
ベジマイトの製造方法
製造方法は企業秘密となっているために公開されていませんが、ビール醸造過程で発生する沈殿物(酵母)がベジマイトだと言われています。
ベジマイトの原料
ベジマイトは主にイースト菌と塩から構成されています。
イースト菌とは…菌=悪いものというイメージがありますが、イースト菌はパンを膨らませるために必要不可欠な菌であり、体に害のない菌です
ベジマイトに含まれる栄養素
栄養面ではチアミン(B1)・リボフラビン(B2)・ナイアシン(B3)・葉酸(B5)などのビタミンB群に富んでいる。
引用元:wikipedia
ベジマイトにはビタミンが多く含まれています。
特にベジマイトから摂取できるビタミンB1,2,3からは疲労回復、皮膚や粘膜の健康維持、新陳代謝の向上、便秘解消などが見込まれます。
オーストラリアでは健康維持のためにベジマイトを毎日食べる習慣があります。
※塩分がかなり高いために、高血圧の方は注意が必要
一部の国では輸入禁止!?
デンマークでは2011年〜2014年の約3年の間、ベジマイトが輸入禁止となっていました。
アメリカでも一時期輸入禁止となる噂が出回っていたそうです。
その背景にはベジマイトの栄養価が高すぎるためと噂になっていたそうですが実際にはわかりません。
ベジマイトの味とニオイはどうなの?
ベジマイトの味は、ただただ塩辛いです。そしてニオイは臭いです。
味を日本にある食品で例えると、海苔の佃煮や赤味噌といった感じです。決してそのまま食べるような物ではありません。
ニオイを日本にある食品で例えると、納豆やくさやのようなニオイがします。発酵食品のために納豆のようなニオイがしてもおかしくはありません。
ベジマイトの食べ方は?
オーストラリアで定番の食べ方
①トーストを焼く
②バターを薄く塗る
③ベジマイトを上から薄く塗る
※塗り過ぎ注意
コツはベジマイトを薄く塗ることだそうです。
オーストラリア人は基本的にこの食べ方で毎朝パンを食べます。日本人でいうマーガリンやイチゴジャムといった感覚なのでしょう。
少し変わった食べ方
・トーストにベジマイト&アボカド
・トーストにベジマイト&蜂蜜
・ベジマイトを混ぜて炒めたチャーハン(塩コショウ代わり)
・ベジマイトをピザソース代わりに使ったピザ
ベジマイトは万能調味料と言われる一面もあり、色々な料理の調味料として使用されます。
塩の代わりにもなる上に栄養価も高いために、塩分を加えたい時には食塩の代わりにベジマイトを使用する家庭もあるそうです。
まとめ
ベジマイトはオーストラリアの一般家庭では毎日のように食べられる調味料です。
基本的にはトーストに塗って食べるものですが、栄養価が高いために食塩の代わりに色々な料理に使われることもあります。
初めて食べる人からすれば臭くて塩辛いために、不味いと感じますが、納豆やドリアンと同じで数回食べていくうちに舌が慣れてきて美味しく感じる食べ物だと言われています。
家庭で食べる習慣があれば、美味しく感じる食べ物の一つです。
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