日本の長期休暇といえば5月のGW(ゴールデンウィーク)ですが、海外の長期休暇といえば4連休になるHW(ホーリーウィーク)です。
最近では日本でも耳にするようになってきた”ホーリーウィーク”や”イースター”ですが、どういった日で、海外ではどのように過ごすのかご存知でしょうか?
こちらの記事では「ホーリーウィーク・イースターとは?」、「各国イースターの過ごし方」について紹介していきます。
ホーリーウィーク・イースターとは?
イースターとは?
Easter Sunday(イースター)は超簡単に説明すると「イエス・キリスト復活記念日」です。
イースターは毎年4月にあり、キリスト教のシンボルであるキリストが復活した日であるために超大事な日です。
日付は毎年異なり、「春分の日後の最初の満月から数えて最初の日曜日」になると言われていますが、カレンダーを確認した方が早いです。
ホーリーウィークとは?
ホーリーウィーク(木〜土曜日)は日曜日にあるイースター(復活祭)の準備期間です。
それぞれの日に以下のような名前と意味があります。
Bataan Day(聖木曜日)…イエス・キリストが十字架形を宣言された「最後の晩餐」の日
日本の教育でも「最後の晩餐」の絵を見る機会や勉強すると思いますが、あの日です。
Good Friday(聖金曜日)…キリストが死を迎えた日
Holy Saturday(聖土曜日)…キリストが復活した日
この日はキリスト教徒に唯一神様が存在しない日だと言われており、外出を控えるなどして安静に過ごします。
イースターの過ごし方
キリスト教にとって一年で最も重要な祭なため、キリスト教が中心の国は国民の祝日となっています。
最もメインの日は日曜日にあるイースター(復活祭)であるために木曜日と金曜日を祝日としていない国もありますが、木曜日と金曜日を国民の祝日にして4連休という国も多くあります。
アメリカのイースター
アメリカでは法律で祝日と認められていないため州毎に過ごし方が異なります。
州によっては木〜日曜日の出勤を控えるよう企業に求めていたり、普通の平日として過ごすような決まりになっていたりします。
総合的にはホーリーウィーク=休暇という認識はあまりなく、キリスト教の人々は仕事が終わった後に教会のミサに参加したり、家族で食事を取ったりします。
イギリスのイースター
イギリスでは木曜日〜日曜日を休日と法律で決められているため、4月には4連休が必ずあります。
ホーリーウィーク期間中はキリスト教の人は教会に行ったり家で安静に過ごしますが、その他宗教の人々は日本のゴールデンウィークのように旅行などの遠出を楽しみます。
イギリスのキリスト信者は約60%と言われているので、半分くらいの国民は4連休を楽しむ事となります。
フィリピンのイースター
国民の80%以上がキリスト教に所属しているフィリピンでは、ホーリーウィークやイースターはとても大事な日です。
国の法律でホーリーウィーク期間4日間は祝日となっており、スーパーやショッピングモールなども閉店します。
祝日なので街などは賑わうのかと思いきや、ほとんどの人が教会や自宅で休日を迎えるために街は静まりかえります。
ドイツのイースター
国民の約55%がキリスト教に所属しているドイツでもホーリーウィークの4日間が休日となります。
ドイツのイースターはキャンプファイヤーならぬイースターファイヤーを夜間行い、多くの人が炎を囲って話したり、ゆったり過ごします。
他の国と同様にイースターはゆっくり過ごす印象があります。
香港のイースター
香港は中国系のために仏教や無宗教かと思いきや、イギリスの配下であったためにキリスト教徒も多くいます。
今でも4月のホーリーウィークは4連休となっており、キリスト教徒は静かに過ごしたり、その他宗教の人々は海外旅行や里帰りなどをして楽しみます。
ホーリーウィーク・イースターまとめ
イースターとは…
Easter Sunday(イースター サンデー)の略であり、
毎年4月にあるイエス・キリストの復活記念日の事です。
※日付は毎年異なる(春分の日後の最初の満月から数えて最初の日曜日)
ホーリーウィークとは…
日曜日にあるイースター(復活祭)の3日間の準備期間をホーリーウィークと言います。
それぞれの日に名前が付いており、基本的には家でゆっくり過ごします。
オンライン英会話「hanaso」では顧客満足度第2位(90.4%)を誇っている大人気オンライン英会話サービスです。
・講師の質を求める方
・色々なレッスン内容を受講したい方
・高質なサービス、サポートを受けたい方
上記に当てはまる方、まずは2回の無料体験レッスンを受講してみましょう!