英検

英検1級の合格率・難易度をTOEICと比較してみた結果!

英語学習者であれば誰しもが憧れる英検1級とTOEIC990点ですが、その中でも英検1級の合格率と難易度はズバ抜けて高いと言われています。

そんな英検1級はTOEICスコアと比較してどれくらいに値して、どれくらいの受験者が合格しているのか紹介していきます。

こちらの記事で合格率と難易度を知ってしまったからといって自分には無理だと諦める必要はなく、正しく勉強する事によって合格は可能である事を覚えておいてください。

英検1級の合格率・難易度

英検1級の合格率

英検1級一次試験の合格率は15〜20%!

英検1級二次試験の合格率は約65%!

英検1級の合格率は約10%!

※2015年以降はデータ発表無し

英検1級の受験者数は毎年約3万人なので合格者数は年3000人程度となります。

合格率は10%ありますが、英検1級にもなれば遊び半分で受験する受験者はほとんどおらず、英検準1級に合格している受験者、英語ネイティブ、帰国子女などの英語に長年触れている人が受験しての数字と思っていた方が良いでしょう。

十分な勉強をせずに受験した場合の合格率は0%なので気をつけましょう!

英検1級の出題単語数

必要な英単語数…10000〜15000単語

英検1級の超難関パートが英単語です。

英検1級に出題される単語を90%以上理解するためには約10000単語、95%以上理解するためには約14000〜15000単語が必要だと言われています。

英単語の勉強が最も時間と労力を消耗し、諦める受験者が続出するポイントです。

TOEICスコアと比較

TOEICスコアでは950点以上

英検1級はTOEIC950点以上のレベルだと言われています。

ただし、英検にはライティングとスピーキングのテストも含まれているためにTOEICでは必要とされない能力も英検では必要とされます。

そのためにTOEIC950点以上を持っている人でも事前に勉強しておかないと合格は難しいようです。

英検とTOEICは全く異なるテストなので比較する意味は無さそうです…

必要勉強時間

必要勉強時間…英語初心者から始めて1800〜2000時間、準1級合格者で300時間

英語初心者が合格するためには1日6時間勉強したとしても1年以上かかってしまいます。

英検準1級の合格者でも単語数が倍以上必要となるために、更なる勉強時間が250〜300時間ほど必要となります。

インターネット上では”3ヶ月で合格した!”、”1ヶ月で合格した!”という記事を見かけますが、英語初心者が3ヶ月や1ヶ月で合格することは到底不可能です。

5000英単語を覚えるだけでも100日(1日50単語覚えたとして)は必要となります。

英単語だけではなくリーディング、ライティング、スピーキングの対策をしようと思ったら6ヶ月でも時間が足りないくらいです。

英検1級の難易度まとめ

・英検1級の合格率は約10%(一次15〜20%、二次65%)

・英検1級の出題単語数は10000〜15000単語

・TOEICスコアでは950点以上

・必要勉強時間は1800〜2000時間(準1級合格者でも約300時間)

コレらのデータから英検1級は超難関テストだと言えます。

他の級と比較しても圧倒的に低い合格率、出題単語数も準1級の2倍近くとなっています。

何よりも驚きなのはTOEIC950点以上の保有者でも不合格になり得る点です。

以上のことから英検1級の難易度は超難関だという事が分かりますが、英単語数と勉強時間を的確にカバーできれば英語初心者でも合格は可能です。

英検1級の勉強方法

英検1級の勉強法(一次試験)

①英単語+熟語の学習

②英文法の学習

③長文読解の学習

④英作文の学習

⑤リスニングの練習

英検1級に必要な学習は3級や2級と同じです。

基本的には英検1級に必要な英単語を覚えてからリーディング、ライティング、リスニングを学習して行く事が大事です。

①英検1級に必要な英単語・熟語を習得

英検に限ったことではありませんが英語学習において一番大事なのは英単語です。

英単語を知らなければ問題を解くどころではないので一番時間をかけて学習していく必要があります。

1級に合格するために必須な参考書は「でる順パス単 英検1級」です。

筆者も購入しましたが日本語が理解できなかったり、普段は使わないような意味の英単語が沢山あって覚えるのに苦労しました。

②③④英文法・長文読解・英作文の習得

英検のどの級でも一番難しいパートがリーディング(長文読解)とライティング(英作文)です。

基本的にココは50〜60%くらいの正解率を狙っていくのが王道ですが、少しでも安心できるようになるべく点数を取っておきたい。

そこで活躍するのが「英検1級 総合対策教本」です。

コレ一冊を完璧に習得して、過去3年分の過去問をこなしておけばリーディングとライティングも80〜90%くらいの正答率に達する事が可能です。

⑤リスニングの練習

英検では最も点数を取りやすく、90%は正解しておきたいのがリスニングパート

比較的勉強時間も必要なく簡単に取りやすいのでリスニングは絶対に欠かせません。

そこで役立つ参考書が「英検1級 リスニング問題150」です。

文部科学省が後援して出版している英検1級専用の参考書で、コレ一冊をやっておけば正答率90%以上も余裕で可能です。

英検1級の勉強法(二次試験)

②スピーキング&リスニングの練習

英検1級の合格率は2級,3級と比較して圧倒的に低く、会話の不成立や自信の無さなどが大きな原因の一つです。

英検2級までは出題される単語や熟語が簡単だったり、質問内容と会話内容が少しズレていても合格となってしまう事があるようですが1級はそうもいきません。

1級では政治や環境問題に関する英単語も頻出されるためにスピーキング能力だけではなく十分なリスニング能力や単語力も必要となってきます。

そこで予習しておくべき参考書が「英検1級 二次試験予測問題」です。

かなりの自信がある方でない限り、二次試験合格にはこの一冊が必須となります。

もっとシンプルな最短勉強法


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