「フルーツの王様」、「悪魔のフルーツ」、「世界一くさいフルーツ」として有名なドリアンですが、実際に食べたことのある日本人は少ないはず。
そんな噂のドリアンって実際のニオイは本当にくさいのか?
味は美味しいのか?
どうやって食べるのか?
気になる方もたくさんいると思います。
今回は、フィリピン滞在歴が約2年あってドリアンを食べた回数は10回以上ある筆者がドリアンのにおい、味、食べ方について詳しく紹介します。
ドリアンのにおいってどうなの?
あまり目にする機会のない私たち日本人は「ドリアン=くさいフルーツ」という印象を強く持っていますが、実際のニオイはそこまで臭くありません。
臭いについて詳しく説明すると、採り立てホヤホヤのドリアンはそこまでニオイが強くありませんが、日本に輸入されたドリアンは採取してからの日にちが少し経っているので悪臭漂う物となってしまうのです。
とはいえ、ドリアンを売っているお店に近づけば「ドリアンが近くにある」と気づきますし、あまり長時間嗅ぎ続けていると頭痛を感じることもあります。
そもそも何で臭いの?
ドリアンが臭い理由は人間のオナラと同じ成分がドリアンの皮に含まれているためだと言われています。
なぜこんな成分が入っているのかというと、「臭いを漂わせて、動物を呼び、身を食べてもらうことによって、種を地に落とし、種を存続させるため」だと言われています。
ドリアンの味って?
あまり知られていませんがドリアンには沢山の種類があります。
日本人には見分けが付きませんが、日々食べ慣れている人が見ると「ドリアンの色や大きさ、トゲの大きさ、鋭さ、数」などで分かるそうです。
ドリアンの種類によっては苦い味、甘い味、マイルド差などが全然違うそうですが、全般的なドリアンの味を日本にあるもので例えると「クリームチーズやカスタードの味」です。「バターやマーガリンに砂糖を混ぜた味」だとも言えます。
ドリアンの食べ方って?
ドリアンの皮はトゲトゲしている上に硬いために、包丁やナイフで皮を割る必要があります(基本的には購入した場所で割ってくれます)。
皮の中にある黄色い部分を手で掴んだり、フォークを使用して食べます。中には大きな種が入っているので周りのクリームのような場所のみを食べてください。
フィリピンではドリアンの皮(白い部分)を料理して食べるところもありますが、中の黄色い身のみを食べるのが一般的です。
ドリアンの注意点
ドリアンの食べ過ぎに注意
東南アジアでは「高血圧の人はドリアン禁止」という暗黙のルールがあります。
というのもドリアンは高カロリーの食べ物です。
ドリアン1個当たりのカロリーは1000kcalあるとも言われています。
一般成人男性の1日に必要な摂取カロリーが約2400〜2600kcalと言われているのでドリアン一つ食べただけで三分の一を摂取してしまうことになります。
ドリアンを食べ過ぎて死亡してしまったという例もあるみたいなので、高血圧の方はドリアンの食べ過ぎに注意する必要があると言えます。
機内持込禁止
ドリアンのにおいは鼻につくために、航空会社や一部地域では飛行機内に持込禁止となっています。
その場で処分するように指示される場合もあれば、罰金を取られる場合もあるみたいなので、ドリアンを持って飛行機に搭乗する場合は各航空会社の持込禁止物をインターネットで調べておいた方が無難です。
ドリアンの匂い・味まとめ
「ドリアン=くさいフルーツ」と日本人には思われていますが、実際に新鮮なドリアンであればそこまで臭いは強くありません。
日本で売られている輸入品のドリアンは採ってから時間が経っているために悪臭を放っているとも言えます。
ドリアンの種類によっても甘さや苦味などの味が違いますが、ドリアン全体的な味としてはクリームチーズやカスタードのようなマイルドな味わいです。
ドリアンの皮はかなり硬いために、包丁やナイフを使用して割る必要があります。皮剥きに関しては購入したところで全てやってもらえるので気にしなくても大丈夫でしょう。
ドリアンを食べるにあたっては一点注意しなければならず、かなりの高カロリーのために高血圧の方はなるべく控えるか、味見程度に少量だけ食べるようにしてください。
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