最近では治安が改善されつつあるフィリピンですが、中には地元民も近寄らない超危険な場所もいくつかあります。
危険な場所として有名なエリアは日本人が訪れるような場所で無い場合がほとんどですが、中には観光地でも危ない道や場所もあります。
そういった場所では、誘拐、強盗、強姦、超貧困層による窃盗、武器を持ったテロリストや犯罪者が住んでいる危険が潜んでいます。
旅行や留学を安全な物にするためにも、こちらの記事で紹介する場所は近寄らないようにしてください。
フィリピンの危険な場所トップ5
第5位:マニラ首都圏(メトロマニラ)
フィリピンの首都であるマニラ首都圏は、フィリピンで最も犯罪率の高い地域だと言われています。
特にQuezon(ケソン)という地域は”アジアで危険な都市ランキング”にも入っているくらいに危険な場所です。
フィリピンの都心では観光客を狙った窃盗、詐欺が目立ちます。
マニラにあるマーケット(バクラランやサルセド)は衣料品などが格安で有名ですが、窃盗グループが存在しているために、手品のように貴重品を窃盗していきます。
・耳に着いているピアスを引き千切って盗む
・腕時計やバッグをカッターで切って盗む
こういった窃盗の話は今でも多々聞きます。
マニラで安全な場所
・Makati(マカティ)
・Pasay(パサイ)
・Taguig(タギッグ)
上記3地域は安全な場所として知られています。
フィリピンに旅行で訪れる場合は上記3地域に宿泊するようにしましょう。
第4位:ミンダナオ島コタバト州
フィリピン人の間では美しい湖や地域で有名な地域ですが、超危険な地区です。
日本でも一時期話題となった「イスラム過激派アブ・サヤフ」と同勢力の2大イスラム組織である「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」が拠点としている地域です。
年間60発の爆発があると言われる州で、フィリピン政府と日々衝突しています。
2014年以降は政府と平和協定を結んだためにテロ活動は比較的落ち着いていますが、うまくいっていない時などは爆撃や誘拐などが起こるそうです。
決して興味本位で訪れてはいけない場所です。
第3位:バシラン島
頭を取られたくなければ行くのは止めるべき地域です。
フィリピンの南東部、スールー諸島に属するバシラン島は”イスラム過激派アブ・サヤフ”の隠れ家として知られています。
2007年にはフィリピン海兵11人が斬首されてしまいました。
後ほど紹介する第一の隠れ家である”ホロ島”の近くにあるために、バシラン島を第二の隠れ家として使用されています。
観光することは可能ですが、その場合は保安職員に同行してもらう必要があります。
第2位:スールー諸島ホロ島
スールー諸島に属する”Jolo”と書いて”ホロ”と読むこの島には、身代金を目的として観光客を誘拐するイスラム過激派のアブ・サヤフが”隠れ家”として使っています。
400人強のグループは身代金の分け前と引き換えに地元の役人や一般市民にも協力させているという話もあるため、この島に近づいたらお終いだとも言われています。
最近では一部の観光客と旅行記者が最も安全なホロ島にある地域19ヶ所を訪問する際に14人の海兵隊を引き連れて行ったそうです。
命を失っても良いという覚悟が無い限り立ち寄ってはいけない場所です。
第1位:ミンダナオ島マラウィ市
フィリピンで最も危険な地域です。
”アブ・サヤフ”、”ISIL”、”イスラム過激派”という言葉が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
ミンダナオ島にあるマラウィ市で2017年5月から約5ヶ月の間勃発した戦闘は日本でもニュースで話題になりました。
今では戦いが集結し、落ち着いていますが街の大部分が瓦礫の山となっており立ち入りが制限されています。
マラウィ市だけではなく周辺も危険なので絶対に立ち寄るのは止めてください。
フィリピンって安全?それとも危険?
世界でも5本の指に入るくらい治安の良い日本でも危険な地域があるように、フィリピンにも危険な場所が沢山あります。
多くの観光客が訪れる地域で普通に観光をする分には安全だと言えますが、面白半分で暗くて狭い道を一人で入っていくような真似をすれば安全は保証できません。
まとめ
第5位:マニラ首都圏(特にケソン市)
第4位:ミンダナオ島コタバト州
第3位:バシラン島
第2位:スールー諸島ホロ島
第1位:ミンダナオ島マラウィ市
第5位であるマニラのケソン市以外の場所へは基本的に観光客の立ち入りは禁止されている上に、日本の外務省海外安全ホームページではレベル3(渡航中止勧告)が出されています。
そのためNo.1〜4の場所へは興味本位で立ち寄るのは止めましょう。
No5マニラのケソン市に関しては昼間であれば比較的安全で、有名な大学や上流階級の人たちが住んでいます。
しかし、治安の悪い場所(特にレクト駅周辺など)も沢山あるので盗難や強盗には注意が必要です。
旅行前に渡航先の情報をインターネットで検索し、危険な場所は避けるようにしっかりと対策を取ってフィリピン渡航を安全なものにしてください。
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