ワーホリ

【超重要】オーストラリアにあるファームの種類は?給料は?

「オーストラリアにはどんなファームの種類があるの?」

「ファームの種類によって給料は大きく異なるって本当?」

これらの事を知っていればファーム仕事を探す時の参考になります。

筆者は実際に4ヶ所のファームで、7種類の野菜や果物をピッキングとパッキングしていました。

これらの経験や周りの友達の体験談からどの野菜や果物の給料が良いのかを比較していきます。

参考までに筆者の経験したファームは以下の通り

・トマトファーム

・プチトマトファーム

・ナスファーム

・ピーマンファーム

・プチピーマンファーム

・マンゴーファーム

・サツマイモファーム

二度とやりたくないファーム

死ぬほど辛いピーマンファーム

色々な野菜や果物ファームの経験から一番辛いのはピーマンファームだと言えます。

ピーマンファームは給料がかなり低い上にピッキングもかなりしんどいです。

僕の働いていたピーマンファームでは1バケツ=3ドルでした。

もちろんバケツの大きさはファームによって異なりますし、ピッキング速度も人によって異なりますが僕のスピードは平均的で1日4時間働いて40〜50ドルでした。

時給換算すると時給10ドルですね。オーストラリアの最低賃金が時給18ドルあると考えるとかなり給料は悪いです。その上に身体を壊してしまいます。

上の写真からもわかる通りピーマンは私たちの想像するよりも遥か下になっており、腰をかなり屈めてピッキングしなければいけません。

そのために腰が痛くなる上にたくさんの不良品ピーマンがあるために良品を選んでいくと量もかなり減ってしまいます。

この角度から見た瞬間にピーマンには傷があることがわかります。こういった不良品ピーマンをバケツに入れると怒られてしまうので、不良品ピーマンは千切って捨てなければいけません。

かなりハードな仕事です。

これらのことを考えると史上最悪のファームだと言えます。

蛙と花粉が大量に飛び交うナスファーム

給料は割と良くて時給19ドルの仕事でしたが僕は蛙が大っ嫌いなので僕にとってナスファームは地獄でした。

そして何より花粉がすごいです。花粉症を持っていない僕ですら花粉に耐え切れず毎回マスクを着用して作業していました。

上の写真からもわかる通りナスの茎には大量の花粉?がついています。

ナスを引っ張る度にこの花粉が飛び散ります。

鼻がムズムズ、鼻水ダラダラ状態になってしまいます。花粉症を持っている人からしたらもう最悪ですね。

そしてナスを引っ張ってハサミで切る際にナスの裏によく蛙がくっ付いているんです!

想像して見てください。この大きなナスを手で持とうとすると裏側に蛙が隠れているので手で鷲掴みにしてしまうんです。ウニョッという感覚がたまらなく最悪でした。

ファーム給料一覧

トマト(歩合制)1日(8〜12時間)100〜250ドル
トマト(時給制)1日(4〜8時間)時給18ドル
ナス(時給制)

プチトマト(時給制)

プチピーマン(時給制)

ナス(時給制)

時給19ドル
ピーマン(歩合制)1日(4〜8時間)30〜150ドル
マンゴー(時給制)時給23ドル
サツマイモ(時給制)時給24ドル
いちご(歩合制)1日(4〜10時間)30〜200ドル
ブルーベリー(歩合制)1日(4〜12時間)80〜200ドル
唐辛子(歩合制)1日(10〜12時間)150〜300ドル
チェリー(歩合制)月100万円?!

※自身の経験、周りの経験を元にしています

※チェリーファームは幻のファームです

給料はファーム、時期、作物の種類などによって左右されるために正確な給料を書くことはできませんが上記の表を基準としてもらえれば良いと思います。

僕の働いていたファームは最低賃金と言われるくらいだったのでこれ以上低いところはないと考えてもらっても大丈夫です。

一番楽で稼げるファーム

高時給で美味しいマンゴーファーム

マンゴーファームは時給が良いので有名なファームの1つで、木の高さも私たちの身長と同じくらいなのでピッキングしやすくて楽です。

そしてピッキング中は食べながらやったり、家に持ち帰って食べたりすることができるのでマンゴー好きには最高のファームです。

しかし気をつけなければならないのは、マンゴーピッキングをしすぎるとマンゴーアレルギーになってしまうことです。

長時間マンゴーの汁が身体に付いているとアレルギーになってしまうのだとか?

僕の友達もマンゴーが好きだったのにファーム経験以降マンゴーを食べるとアレルギーが出てしまうと言っていました。

マンゴーピッキング中は出来るだけ汁が付かないような服装をすることをオススメします。

座って音楽を聴きながらピッキングするトマトファーム

実はトマトファームには2種類のピッキング方法があります。

1つは自分が歩きながらトマトをピッキングしていく方法で皆さんが想像するようなファーム仕事です。

もう1つはマシンピッキングと言われるもので、機械に座って自分は手を動かすだけというピッキング方法です。

トマトファームの真ん中に重機が置いてあり、このイスに座ってピッキングをして採ったトマトは椅子の横にベルトコンベアーが付いているのでそこに流し込むだけです。

そのために自分で歩く必要がなくて機械が勝手に前進してくれるので自分は横にあるトマトをピッキングするのみの簡単な仕事です。

ピッキング中に隣の人と話ながら作業をしたり、音楽を聴きながらやったり、お菓子を食べながらやっている人なんかもいました。

まとめ

情報サイトにはピーマンファームといちごファームの求人がよく載っていますが給料が悪い上に身体もかなり疲れる仕事内容なのでできるだけ避けましょう。

探すのであればマンゴー、サツマイモ、トマトファームを探すべきです。

もちろん他にも数えきれないほどの野菜や果物ファームがあるのでなんとも言えませんが、ピーマンといちごファームは給料が低いので有名なのでそこに行くのであれば他の野菜や果物に挑戦してみる価値があると思います。

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