国際免許証とオーストラリア免許証の違いについて、
これからワーホリに行く方は気になるのではないでしょうか?
この記事を読むことによって得すること(お金、時間)がたくさんあると思います。
お金と時間を損したくない方は、読んでください。
国際免許証
メリット
手続きが簡単で即日発行
日本の免許証と手数料2350円を持って、
免許センターへ駆けつければ、
1〜2時間程度で発行してもらうことができてとても簡単です。
試験を受ける必要がない
免許センターでは、必要書類の記入をし、提出した後は待つのみで、発行してもらえます。
筆記試験や実務試験等はないので、初心者でも簡単に国際免許を発行することができます。
ちょっとした身分証明証になる
国にもよりますが、ある程度の身分証明証にはなります。
例えば、
ナイトクラブやバーに行く際の年齢確認
ホテルのチェックイン
などではパスポートの代わりに、国際免許証を提示することで身分証明証になります。
※身分証明証にならない国もある
デメリット
有効期間が短い
国際免許証の有効期限は基本的に1年ですが、オーストラリアでは90日となっています。
国によっては30日、60日、90日といった制限の国もあるので注意が必要です。
1週間程度の旅行では問題ありませんが、長期滞在を考えている場合に国際免許証はあまり有効的ではありません。
詳しい有効期間については以前の記事に書いてあるので、ご確認ください。
使用できない国もある
世界には、「ジュネーブ交通条約」と「ウィーン交通条約」があり、
日本は「ジュネーブ交通条約」を結んでいる国なので、渡航先が「ジュネーブ交通条約」を結んでいる国であれば国際免許証を使用して車を運転することができます。
逆に「ウィーン交通条約」を結んでいる国では、日本の国際免許証を使用することができないので、注意が必要となります。
海外からの更新ができない
国際免許証の有効期限が切れてしまった場合は、日本の免許センターへ1度古い国際免許証を返納してから再度更新する必要があります。
これは海外からは絶対にできなくて、必ず一度日本に帰国してから再度申請する必要があります。
オーストラリア免許証
メリット
意外と簡単に発行できる
オーストラリアでは2種類の免許証があり、
1つは日本の免許証を英語に翻訳した紙
1つは日本の免許証のようなカード
翻訳用紙は約1週間程度で4000円〜6000円で作成してもらうこともでき、運転免許証のように使用することができます。
日本の免許証があれば簡単に発行することができます。
パスポートと同レベルの身分証明証になる
国際免許証はパスポートほど効力がなく、使用できるところが制限されます。
しかしオーストラリアの免許証を発行した場合は、パスポートと同じくらい有効な身分証明証になったり、
パスポート以上の効力がある場合もあります。
外国人にとっては一番重要な持ち物であるパスポートを日々持ち歩く必要性がなくなり、少し安心することができます。
有効期限が長い
オーストラリアの免許証の有効期限は、日本の有効期限と同じになります。
つまり、
日本の免許証の有効期限が2100年だった場合は、
オーストラリアの免許証の有効期限も2100年までとなります。
逆に日本の免許証の有効期限が短い場合は、オーストラリアの免許証の有効期限もそれに合わせて短くなってしまいます。
日本で更新した後にオーストラリアの免許証を申請することをオススメします。
デメリット
国際免許証に比べて費用が高い
国際免許証の発行は、2350円でできるのに対して、
1年間有効な免許証 | 50AUD |
3年間有効な免許証 | 134AUD |
5年間有効な免許証 | 180AUD |
日本語の免許証を翻訳してもらうのに50〜100ドル+免許証カード発行料金
つまり合計では、100AUD〜200AUD(8000円〜16000円)程度かかります。
国際免許証に比べて費用は高くつきます。
日本の免許証が使用できなくなるという噂も?
法律上、免許証を2つ所持することができないために、
オーストラリアの免許証に切り替える際に、日本の免許証に穴を開けられる、ハサミで切られるなんていう噂もあります。
実際にそういった経験をした人もいるみたいですが、実際に使用できなくなることはありません。
日本大使館からも以下のように出ています。
もし、穴開けされそうになったらその自衛措置として、RMSの係員に以下の様な申し入れを行ってください。The Japanese Government has an agreement with the RMS that not to punch a hole in Japanese Driver’s licence. Could you endorse the back of the license,not hole punch, please.それでも窓口係員がホールパンチを行おうとする場合は、RMSのLicencing Policy Managerに問い合わせを行うよう依頼し、それでも応じない場合は、担当者名を聞いた上で、総領事館宛直接電話していただきたいと思います。日本の自動車運転免許証は公文書の性格を持っているため、様式に変化が加えられた場合、公文書の変造になる可能性があります。つまり、ホールパンチまたはカットされた場所次第で、免許証として使えなくなる場合があります。不安のある方は日本に帰国される前に公安委員会、警察署、運転免許センター連絡を入れ、ホールパンチされた理由を説明するとともに免許証として使えるかどうか確認してください。その結果、無効な免許証になるおそれがあると判断された場合は、免許証の再発行をされた方が良いでしょう。 詳細については再発行されようとする公安委員会または運転免許センターに確認してください。
まとめ
・国際免許証はオーストラリアで3ヶ月間のみ使用可能
・日本の免許証があれば、書き換えは簡単
・オーストラリア運転免許証は少しお金がかかるが(8000円〜16000円)身分証として利用でき、コスパが良い
オーストラリアへ3ヶ月以上滞在予定を考えている人は、国際免許証は発行せずに、現地でオーストラリアの免許証発行をオススメします。
・ワーキングホリデーに興味があるかも
・語学留学の費用が気になる
・夏休みや冬休みの長期休暇に短期留学を考えている
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