みなさん留学に行く前、ワーホリに行く前には宿泊施設を調べますよね?
公園で寝ようなんて考えている人はいませんよね?
シェアハウスに住もうか、ホームステイをしようか、バックパッカーズにしようか、それとも最初は少しホームステイをしてシェアハウスに移動しようか、迷うのではないでしょうか?
今回は私なりに考えたホームステイ&シェアハウス&バッパーの良さ、悪さ、違い、オススメ宿泊プランを紹介していきます。
ホームステイ
ホームステイとは?
留学生が現地の一般家庭に入って共に生活することです。
留学生の目的としては、現地語を間近で感じて勉強すること、現地の生活文化を勉強することなどがあります。
受け入れ先家庭は、留学生に食事、宿泊部屋、アクティビティなどを提供することによって見返りとして報酬を受け取ります。
メリット
本場の英語を間近で勉強することができる
実際に現地の一般家庭に入ることで語学学校では学ぶことのできない実際に使用されている英語を勉強することができます。
学校の先生はたくさんの経験があるために生徒がわかりやすいように簡単な単語を使用したり遅く話しかけたりしてくれます。一方で現地家庭ではある程度留学生には慣れているものの英語教員としての教育を受けているわけでもなく、英語を教えたことがある経験がたくさんあるわけではありません。
そのため、より実戦に近い英語を勉強することができます。
最初は会話のスピードに圧巻されるかもしれませんが、とても良い練習になること間違えありません。
他国の文化を実感し、勉強することができる
実際に現地の人と共同生活することによって現地の文化を実感し、勉強することができます。
現地の人はどのように休日を過ごすのか、どのような食事を毎日食べているのか、どのような生活パターンなのかを知ることができます。
・食事は毎日2食
・シャワーは朝に浴びる
・室内で靴は脱がずにベッドで横になる時のみ靴を脱ぐ
日本では当たり前のことが海外では当たり前ではないこともたくさんあるので、勉強になります。
現地の友達が増える
語学学校へ行けば友達がたくさん増えるだろうと思いますよね?実際に語学学校へ通えば友達は増えますが現地の友達は増えません。
想像してみてください。
英語学校で英語を話せる人が勉強しますか?
しませんよね?
なので語学学校へ行けば友達が増えるし、英語の勉強になる。
なんて勘違いはしないでください。語学学校で出会った友達は、所詮自分と同じレベルの英語レベルか少し上の英語レベルです。
英語のレベルを上げようと思ったら現地の友達を作る必要があるのは考えずともわかりますよね?ホームステイをすることによって現地の友達をたくさん作ることができます。
ホームステイ先では親戚、友達、近所の集まりがあったりします。その際にはたくさんの人たちが集まり、自分と同年代の人も訪れます。その際に自分から積極的に話しかけて友達を作るようにすれば、現地の人と友達になることができます。
デメリット
シェアハウスやバッパーと比べて費用が高い
費用はシェアハウスやバッパーに比べて高いです。
考えようによっては、食事、洗濯、掃除を自分でやる必要がほとんどないために、これらの代金が含まれていると思えば実際はそこまで高くはないです。
現地の家庭にお邪魔して、お世話をしてもらうわけですからシェアハウスやバッパーのように1人で生活するのと比べれば費用が多少高いのは当然ですね。
交通の便が不便
語学学校や仕事先は都心にあるが、ホームステイ先は街外れの郊外に家がある場合がほとんどです。都心は家賃が高いために、郊外に家を持つ現地家庭がほとんどです。
日本人でも東京都内は家賃が高いために少し街を外れた場所に家を持つのではないでしょうか。それと同じで海外でも同じことが言えます。
そのために都心へ行く際は交通費や移動時間が少しかかってしまうことがあります。
帰宅時間に気をつけなければならない
現地の一般家庭にはそれぞれの行動パターンがあります。基本的には夜早く就寝します。そのために深夜に帰宅して、音を立てることやシャワーを浴びることは避けなければなりません。
ホームステイ先には極力迷惑をかけないよに心がけることが留学生には必要です。
食事が合わず苦労することもある
現地の家庭に入り食事をするということで、食事を選択する権限がありません。
好き嫌いが無く、何でも食べることができるという方は大丈夫かもしれませんが、好き嫌いが多い人は苦労することがあるかもしれません。
私も実際に苦労したことがありました。好き嫌いは少ない方ですが、どうしてもあまり好きではないものが1つあり、週1〜2程度の頻度であれば問題なく食べることができたのですが、それが週3〜4出たので毎回必死に水と一緒に飲み込んでいた記憶があります。
オーストラリアでは日常のように食べられるミートパイです。
夕食は週3〜4でこれが3つ
と
ベジタブルミックス
と
ごはん
みなさん、この夕食を週3〜4日間食べることができますか?
もちろん各家庭によって食事は違いますので料理が美味しいところもあります。
ホームステイをしていた友達の中には、毎日ステーキやイタリアン料理が出てくるというところもありました。
逆にもっと悪い食事の家庭もありました。週5日くらいの頻度でカレーライスというホームステイ先も聞いたことがあります。
留学生を放置する家庭も稀にある
基本的に大きな会社がホームステイ先を管理していて、評価が悪いホームステイ先には留学生を送らないような仕組みになっています。そのためにホームステイ先は評価が一定以上落ちないように気をつけています。
ですが、稀にその評価をうまく切り抜けて留学生を送ってもらっているホームステイ先もあります。
例えば、
留学生には、まともな食事を提供しない家庭
留学生のために適当な食事を作り置きして、家族は全員で外食に出かける
なんてこともあります。実際に友達がこういった被害に合っていました。
対処法
ホームステイを手配、管理している会社が必ずあるのでそこへ報告しましょう。
私の友達は、報告した後に新しいホームステイ先へ移動することができました。
シェアハウス
シェアハウスとは?
一つの住居を他人と共同に使用する賃貸のことです。
日本ではあまり見かけませんが、海外にはたくさんあります。
基本的にお金を貯金したい人や極力出費を抑えたい人が使用します。
メリット&デメリット
⬇︎メリット⬇︎ | ⬇︎デメリット⬇︎ |
費用が安い | 文化の違いが大きすぎる国がある |
他国の友達ができる | 宗教意識の強い人がいる |
英語やその他言語の勉強ができる | マナーのない人がいる |
海外文化を勉強することができる | 貴重品を盗まれることがある |
自分の好きなものを食べることができる |
シェアハウスに関してのメリット、デメリット、ルールは以前の記事に書いてあるのでそちらをご確認ください。
バックパッカーズ
バックパッカーズとは?
バックパッカーズとは低予算で旅行する旅行者のことを指す言葉で、大きなバックを背負って移動しながら旅行する人が多いことからバックパッカーズという名前が付いています。
そしてバックパッカーズが泊まる宿泊施設のことをバックパッカーズ、バッパー、ゲストハウス、ホステルと呼びます。
メリット
費用が安い
低予算で旅行する人向けということもあり費用が安いのが特徴です。バッパーやホステルには色々な種類の部屋があり、1人部屋から多ければ10人部屋まであります。
国や地域にもよりますが6〜10人部屋の宿泊費はかなり安いです。
バッパーやホステルを検索することのできる有名なウェブサイトとしてホステルワールドがあります。
海外旅行のみならず、日本国内でも格安のホステルがあるので、日本一周する際や短期間の寝床を探す際は利用してみるのもありかもしれません。
多国籍
バッパーやホステルはホームステイやシェアハウスに比べて多国籍です。
シェアハウスは長期間の滞在を目的としているために、1度滞在を決めたら最低3ヶ月は移動することがありませんが一方でバッパーとホステルでは毎日のように人の入れ替わりがあり、色々な国籍の人と出会う機会があります。
人によってはデメリットとなってしまうかもしれませんが、社交的で人との出会いを大事にしている人にとってはとても大きなメリットです。
短期間滞在が可能
ホームステイでは最低1〜2週間以上、シェアハウスでは最低1ヶ月以上といった条件が付いて来ます。契約期間を満たさずに退去する場合はお金を請求される場合もあります。
ですが、バッパーでは1日単位での滞在から月単位での滞在が可能なために、滞在期間に関してはかなり柔軟が効きます。どれくらい滞在するか決めていない場合でも1日1日で延長を積み重ねて、退去したいと思った時に退去することが可能です。
朝食付きが多い
宿泊費用が安い上に朝食が付いていることがあります。ビュッフェのような形式で自分で盛り付けて食べるところが多いです。
バッパーやホステルの中には、ホットケーキの材料、卵、その他材料がキッチンに置いてあり、自分で調理するようなところもあります。
仮に朝食が付いていなくてもほとんどのバッパーやホステルにはキッチンや調理器具が備え付けてあるので自分で材料を調達して自分で食事を作ることも可能です。
デメリット
マナーが悪い人が多い
バッパーとホステルに滞在する人はシェアハウスに比べてマナーが悪い人が多いです。
シェアハウスでは長期間滞在するために他人と言えどもルームメイトやハウスメイトと仲良くやっていく必要があります。当然仲の悪い人と同じ部屋や家に住みたくありませんから、自然とお互いに日々気を使った生活に心がけるようになります。
一方で、どうしても短期間滞在向けのバッパーやホステルでは、1日〜1週間の関係になってしまうので、相手にどう思われてもいいやという意識になってしまい、態度やマナーが悪くなってしまいます。
トイレや風呂場が汚い
先ほどのマナーが悪いのと同様にトイレや風呂場などの共有エリアの扱い方も雑です。
特にトイレは他人のことを気にせずに、便器に座りたくないからと立ったまま用を足し、周りに飛び散ったまま放置したり、水を流さずに出て行く人が多いです。
1人がそれをやってしまうと、次に入った時にはすでに汚くなっており、次から次へと負の連鎖が続いてしまうことは想像できますよね?
バッパーやホステルのトイレや風呂場の衛生状態に関しては最悪です。
連れ込みが多い
ルール上では他人の連れ込みは禁止されていますが、日々宿泊者が入れ替わるバッパーやホステルでは誰が宿泊者なのかを把握することはできません。そのために宿泊者ではない人が部屋へ入って来ても把握することができずに、放置状態となってしまうことが少なくありません。
自分のベッドに知らない人が寝ていたり、夜中に異性を連れ込んで性行為に及んでいたりすることも多々あります。
シェアハウスでは知らぬ顔が入って来た時点で、ルームメイトやハウスメイトがすぐに気づき、オーナーに報告が渡るので、連れ込み問題が起こることはあまりありません。
オーストラリアでオススメの最安宿泊プラン
2〜3日間バッパーまたはホステルに滞在
オーストラリア到着日から2〜3日間バッパーを予約して、この期間中にシェアハウスを探します。
シェアハウスは友達、SNS、オーストラリアの情報サイト、日本の情報サイトから探すことができます。
英語の情報サイト
Gumtree(オーストラリア全域)
Flatmates(オーストラリア全域)
日本語の情報サイト
日豪プレス(オーストラリア全域)
Jams.TV(オーストラリア全域)
Cheers(オーストラリア全域)
DENGON NET(メルボルン)
GO豪メルボルン(メルボルン)
GO豪アデレード(アデレード)
シェアハウスのオーナー(所有者)に連絡をする
上記の情報サイトからシェアハウスの所有者に連絡をします。
その際に所有者からは、
何日の何時にインスペクション(部屋の視察)に来れるのか?
いつから滞在を開始するのか?
どれくらい滞在予定なのか?
などと質問されるでしょう。これらの質問に答えて、所有者と会うアポイントをします。
インスペクションに向かう
予約した日付、時間に指定された住所に向かいましょう。
その時にシェアハウスの立地、部屋の様子、ルームメイトの様子など気になるところを全て確認します。
部屋を決める
部屋が自分の好みであればその場で決めることも可能です。
他の部屋も何件か視察する予定があれば、後日連絡しますと伝えて帰るのことも可能です。
手順を見た限りでは長く感じるかもしれませんが、実際にやってみると最短で1日、長くても4〜7日間あればバッパーからシェアハウスに引っ越しすることが可能です。
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