日本で英語能力を証明できる試験といえば英検とTOEICが有名ですが、コレらは就職にどれくらい有利になるのでしょうか？
今回は英検のメリットやTOEICと比較してどうなのかについて詳しく紹介していきます。
TOEICのメリットや就職先に関しては別記事にて紹介しているので確認してみてください。
英検って就職に有利？
無いよりはある方が良い
ぶっちゃけ、英検1級に合格しているから就活に絶大な効果があるかと言えば、そうではありません。
確かに英検を持っていないライバルと比較した場合、持っている方が有利になります。
しかし、あくまでも他の能力が全く同じ場合に優劣判断する際の材料に過ぎません。
有利になるのは英検2級から
英検の合格率やレベルから考えて就活で少しでも効果があり、役立つのは英検2級以上（2級,準1級,1級）です。
3級や準2級は難易度的には少し勉強すれば簡単に合格できてしまう検定なのであまり意味がないどころかデメリット（お金や時間の無駄）の方が大きいかもしれません。
就活時の面接では悪印象を与えてしまう可能性もあるようです。
取得理由によってはメリットになる
・どれくらい努力して取得したのか
・就職後に英語能力をどのように活用できるか
英検2級や1級を持っている場合は面接時に、英検をなぜ取得したのか、就職してからの活用方法を説明することによって大きく効果が出る場合があります。
企業側は英語能力だけを重視するのではなく、何かに努力した経験や努力して合格した際の過程を評価する場合もあります。
そういった点では英検2級以上を持っていれば大きなメリットにも成り得ます。
英検とTOEICどっちが就職に有利？
英検よりTOEICの方が就職で効果アリ！
英検とTOEICの違いは主に”使用用途”です。
英検は”受験英語”なのに対して、TOEICは”ビジネス英語”です。
級の低い英検は”日常会話”ですが、準1級や1級になれば”受験英語”なので就職ではそれほど評価をして貰えません。
一方でTOEICは”ビジネス英語”なので仕事をする際に必要な英語が盛り込まれています。
コレらの理由から考えて英検よりTOEICの方を重要視する企業が多い傾向にあります。
英検は受験するべき？
結論として、英検は就活時それほど有利にならないので長期間掛けてまで勉強する必要はありません。
英語に自信がある方は英語能力の証明として取得するのは大アリですが、一から英検取得を目指すのであればTOEICスコア500点以上を取得した方が面接官の印象に残ります。
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