私たち日本人が普段何気なく使っている”ことわざ”ですが、英語にも沢山の”ことわざ”があります。
もちろん英語にしかない”ことわざ”もありますが、日本語と英語で同じ意味の”ことわざ”も沢山あるので、今回は日本人にも親しみ深い”頻繁に使用することわざ”を紹介していきます。
英語のことわざ一覧
日本語と英語で似ている”ことわざ”
A picture is worth a thousand words.
1枚の写真は千の言葉の価値がある
日本語の”ことわざ”では「百聞は一見にしかず」という物です。
「百回聞くよりも一回見る方が確かである」という意味で使用されることわざですね。
英語のことわざでは少し違う言葉が使われていますが、ほとんど同じような内容だと言えます。
Birds of a feather flock together.
同じ羽の鳥は1ヶ所に集まる
この英語ことわざの意味は「類は友を呼ぶ」という日本語ことわざと同じ意味です。
似たような性格や興味を持つ人は自然と同じ場所に集まるという意味です。
Don’t judge a book by its cover.
本は表紙では判断できない
英語のことわざでは”本は表紙では判断できない”という言い回しが有名ですが、日本語のことわざでは”人は見かけによらない”という有名フレーズがあります。
「人は見かけによらない」の意味は外見とは違った一面を持ち合わせているという意味なので人間にしか使うことができませんが、英語のことわざ”本は表紙では判断できない”という言い回しは本などの物だけでなく人間に対しても使用することができます。
Easy come, easy go.
得やすいものは失いやすい
日本語のことわざでは”悪銭身につかず”という物があります。
Easy come, easy go. を直訳すると「簡単にくる、簡単にいく」となるように簡単に得られるものは簡単に失うという意味になります。
ギャンブルで得たお金は、高級な食事などによってスグに無くなってしまうと説明する際などによく使われます。
Haste makes waste.
急げば無駄が生じる
Haste(急ぐこと)はwaste(無駄)をmakes(引き起こす)という日本語訳になるために、そのままでも意味は通じます。
日本語のことわざで違いものと言えば”急がば回れ”でしょうか?
少し意味は違いますが、どちらも急ぐよりはゆっくり事を行った方が後を考えれば良いといった意味です。
The grass is always greener on the other side.
隣の芝生は青い
on the other side(反対側、裏側)のgrass(草、芝生)はgreener(より緑)であるという日本語訳になります。
日本語では”隣の芝生は青く見える”という有名なことわざがあるように、英語でも全く同じ意味として使用されます。
Two heads are better than one.
二人の頭脳は一人に勝る
日本のことわざでは「三人寄れば文殊の知恵」という物があります。
コレらのことわざの意味は”凡人でも二人、三人集まって話し合えば何か良いアイデアが出てくる”という物です。
日本語のことわざでは”三人”で話し合えばとなっていますが、英語のことわざでは”二人”となっているので少し違いはあります。
Beauty is in the eye of the beholder.
美は見る人の目の中にあり
日本語のことわざでは「美人というのは紙一重」という似たようなことわざがあります。
コレらの意味は”「美」は絶対的なものではなく、見る人の心情や意識によって左右される非常に客観的なもの”という意味で使用されます。
Good things come to those who wait.
待てば海路の日和あり
日本語のことわざでは”果報は寝て待て”や”残り物には福がある”と似たような意味のことわざがあります。
英語を直訳すると”待った人には良いことが起こる”という意味になります。
海外も日本も同様に、待った人には何か幸運なことが訪れると信じられているようです。
Laughter is the best medicine.
笑いは最良の薬
日本語のことわざでは”笑いは人の薬”という物があります。
笑いによる自然治癒は未だに世界中の研究所で研究されていますが、笑うことは人にとって最良の薬であるという教えは世界共通なのでしょう。
Money is the root of all evil.
金は諸悪の根源である
日本語のことわざでは”金の切れ目は縁の切れ目”という物があるように、世界中でお金は悪の根源だと言われています。
「お金」に関することわざはネガティブな意味の物が多いですね。
Practice makes perfect.
練習を続ければ完璧になる
日本語のことわざでは”習うより慣れろ”という物があります。
”教わるよりも自分で練習した方が良い、とりあえずやってみろ”という意味で使用されます。
努力や練習をしなければ報われないというのは世界共通なのでしょう。
The early bird catches the worm.
早起き鳥は虫を捕まえる
日本語のことわざでは”早起きは三文の徳”という物に値します。
”早起きする鳥は他の鳥に比べて虫を捕まえる時間(チャンス)を持っている”という事からこういったことわざが使用されます。
日本語では早起きすると三文の徳があると言われていますね。
After a storm comes a calm.
雨降って地固まる
英語を直訳すると「嵐の後の静けさ」となります。
日本語のことわざには「嵐の前の静けさ」という物があるので真逆の意味で使用されます。
そのために”雨降って地固まる”という日本語のことわざが最も近い意味となります。
All is well that ends well.
終わり良ければすべて良し
日本語では超有名なことわざですが、海外や世界中でも有名なことわざです。
日本語に翻訳するのは少し難しいですが、「ends well(終わりが良い物)=All is well(全て良し)」と訳すことが出来ます。
A penny saved is penny earned.
節約した1ペニーは、儲けた1ペニーと同じ
日本語のことわざでは”塵も積もれば山となる”という物があります。
「ペニーって何?」と思う方もいると思いますが、「ペニー」はイギリスの通貨として使用されているものです。
※1ポンド=100ペニー
Time is money.
時は金なり
”時間はお金と同等に大事な物”という意味で知られる超有名なことわざの一つです。
コレは日本でも海外でも有名なことわざです。
Persistence will pay off.
継続は力なり
直訳すると「Persistence(粘り強さ、永続)はpay off(報われる)」となります。
これに合う日本語のことわざは”継続は力なり”でしょう。
pay offには”借金を返す、買収する、口止め料を払う”など色々な意味があるので覚えておいて損はありません。
You have to learn to walk before you run.
千里の道も一歩から
英語を直訳すると「走る前には、歩くことを学ばなければならない」となります。
日本語のことわざでは”千里の道も一歩から”という物があります。
大きな事柄を成し遂げる前に、少しづつ着実に進めていこうという意味で使用されますね。
Better bend than break.
折れるより曲がった方がマシ
日本語のことわざでは”長いものには巻かれろ”という物があります。
「強力な権力を持つ者には従っておいた方が良い」という意味で日本では使用されますが、英語ことわざでは「折れたり壊れたりするよりは、曲がった方が直せる可能性があるので良い」という物があります。
日本語と英語では少し意味が違うような気もしますが、折れるより曲がった方が良いのは確かですね。
まとめ
今回は20種類の頻繁に使用される英語のことわざを紹介してきました。
全てが日本語のことわざにも存在するような物で、海外の人も良く使用するものなので覚えておいて損はないでしょう(あまり使う場面は無いかも…)。
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