みなさんオーストラリアでの仕事探し、できるだけ簡単に早く仕事を手に入れたいはずです。
そこで今回は、持っているとより簡単に仕事を得ることができる資格を紹介していきます。
オーストラリアで持っていると有利な資格一覧
RSA(Responsible Service of Alcohol)
アルコールを取り扱うお店、つまりレストランやバーで必ず必要になる資格。
面接時に一番最初に質問される項目の1つでもあり、所持していないとわかった時点で拒否されることもある。
資格取得の目的として、
酔っ払ったお客さんの対処法(度数の低いアルコールに誘導する、ジュースや水を勧めるなど)
推奨されているお酒の飲酒量、適切量などの知識を備える(お酒の種類ごとに推奨量が違うため)
こういったお酒の一般常識を勉強するという目的があります。
勉強すると言っても、話を聞いて、講師が強調した部分をマークしてテストに備えるのみです。
RCG(Responsible Conduct of Gambling)
カジノやギャンブルバーなどスロットマシーン、その他ギャンブルに関する機械が置いてある場所で働くために必要となる資格であるRCG/RSG。
RCGはRSGと言われることもありどちらも同じものだと考えて良いです。
RSG(Responsible Service of Gambling)
カジノのディーラーをするためにはRCG以外にも経験や専門知識が必要となる。
カジノのウェイトレスやウェイターをする際にはRCGとRSAの両方が必要となる。
White Card(ホワイトカード)
建設業をする際に必ず必要となる資格であるホワイトカード。
建設業を取得するのは難しく、コネクションが重要となってくるので仕事が決まってからホワイトカード取得するようにしましょう。
バリスタ
カフェで働く際に持っていれば優遇される資格であるバリスタ。
日本のスターバックスで5年働いていたけど、バリスタの資格がないためにオーストラリアのカフェでは働けなかったという人もいます。
現在オーストラリアでは、
数々のバリスタ専門学校があったり、
語学学校にもバリスタコースやカフェ英語コースがあったり、
バリスタの資格は一見難しそうに見えますが、案外思っている以上に簡単に取得可能となっています。
※1日コースもあれば、長期コースもあるためにバリスタ専門学校を卒業したからと言ってスキルが身につくとは限りません
ブルーカード
オーストラリア国内で子供と接する仕事をする際は特別な手続きが必要とされ、その手続きを合格した人のみ与えられるブルーカード。(クイーンズランドのみ)
幼稚園、オーペア、子供向けサービスなどで働く場合には、このブルーカードが必要となります。
実際、ブルーカードを取得せずに働いている人がほとんどです。
見つかることはありませんが、万が一見つかった際には何らかの罰則が与えられるのだとか。
ブルーカードシステム詳細はこちらのページを参考にしてください。
運転免許証&フォークリフト
運送業に携わる仕事をするのであれば、必須となる運転免許証。
倉庫業に携わる仕事をするのであれば、必須となるフォークリフト免許。
日本の運転免許証を所持している場合、オーストラリアの運転免許証の取得はものすごく簡単です。
そしてフォークリフト免許の取得も1週間あれば取得することができます。
運転免許証とフォークリフト免許があることにより、仕事の幅が大幅に大きくなることは間違えありません。
RSA、RCG/RSG取得方法
RSAとRCG/RSGは各州毎に資格が違うために注意が必要です。
⬇︎RSA⬇︎
QLD、WA、SA、NT、ACT、TAS | 同一RSA |
VIC(メルボルン) | VIC専用RSA |
NSW(シドニー) | NSW専用RSA |
⬇︎RCG/RSG⬇︎
QLD、WA、SA、NT、ACT | 同一RCG/RSG |
TAS | TAS専用RCG/RSG |
VIC | VIC専用RCG/RSG |
NSW | NSW専用RCG/RSG |
オンライン取得&申し込み方法
RSA編
基本的にはgoogleで「RSA online sydney」などと検索すると色々なオンラインサイトが出てきます。
たくさんのオンラインサイトがあるためにできるだけ最安で取得可能なところを探すことをオススメします。
QLD, WA, SA, NT, ACT州のオンラインサイトはこちらから。
NSW州のオンラインサイトはこちらから。
VIC州はオンラインでのRSA取得ができません。
VIC州のRSAは必ずコース受講をしてRSAを取得する必要があります。
NSW州のオンラインサイトでは、RSAとセットでWhite card 、RCGを取得することもできます。
またeot.edu.auではどこの地域で使用可能な資格なのかを確認できるために、分かりやすく便利なサイトです。
RCG/RSG編
RCG/RSGはQLD州、SA州、WA州、NT州のみオンライン取得が可能となっています。
RCG/RSGに関しても「RCG online QLD」と検索すればたくさんのオンラインサイトが出てきます。
私の友達が実際に取得していたサイトはこちらです。
コース受講取得&申し込み方法
コース受講は直接現地の会場に行き、講師の話を聞き、テストを受けるために、
オンラインよりは費用が高いですが、信用性があることが特徴です。
googleで「RSA 地名 course」または「RCG/RSG 地名 course」と検索するとたくさんのウェブページが出てきますので、そこから申請しましょう。
私も実際にVICのメルボルンでコース受講をしてRSAを取得しました。
実際に私がメルボルンで取得した際に利用したウェブサイトを紹介します。
実際に私がRSAを取得したウェブサイトのために信憑性は高いです。
各地域によってたくさんのウェブサイトがあり、たくさんの会場でコースが開催されているために、全ては説明できませんが私が使用したウェブサイトを参考に、登録の仕方を軽く紹介していきます。
私が利用したのはiT+FEというVIC州のウェブサイトです。
申し込み方法は単純で、日付と会場が指定されているので都合の良い日付と会場を選びます。
日付と会場が決まったら”Enrol online”をクリックします。
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メールアドレス、個人情報、住所、支払い方法などを記載していきます。
⬇︎
申し込み終了後は、Eメールにて確認メールが届きます。
⬇︎
指定された日時に会場へ行き、授業を受けます。
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合格した場合は、3日〜1週間後に同じ会場へ行き、証明書を受け取ります。
指定した住所へ送信してもらうことも可能です。
コースの内容
指定の時間、会場に行くと講師が1人と受講生が数人います。
私が行った時は約15人の受講生がいて、私以外全員オーストラリア人でした。
時間になると1冊のテキストブックが配られ、コースが開始されます。
コース開始後は、講師が淡々と説明していきます。
重要なのは、
”テストに出るところは講師が2,3回繰り返すので、ペンやマーカーでしっかりマークすること”
問題が30問程度あり、全てテキストブックから出題され、出題されるところは全て講師が2回以上繰り返して説明してくれます。
テキストの内容説明が終了したら、10分程度の自習時間がもらえるので、必死に暗記しましょう。
ある程度英語がわかる人であれば、テストは楽々と合格できるでしょう。
私の場合、回答用紙を回収された後に講師が答え合わせをその場でしてくれて、間違っているところがあれば、”この問題もう1回見直して”と指摘してもらえました。
4択問題に私は3回間違え、選択肢が正解になるまで、”もう1回見直して”を繰り返してくれました。
White Card申し込み方法
オンライン取得&申し込み
ホワイトカードはRSAやRCG/RSGと違い、1度取得してしまえばどこの州でも使用することができます。
ホワイトカードのオンライン申し込みはgoogleで「Australia white card online」と検索するとたくさん出て来ます。
値段もそれぞれ違うので、なるべく安いところを選択することをオススメします。
上記で説明したRSAなどで同じみのウェブサイトでは$59で提供しています。
コース受講取得&申し込み方法
ホワイトカードのコース受講申し込みはgoogleで「Australia “地名” white card course」と検索すると出て来ます。
オンラインコースと同様で値段はそれぞれ違うために、なるべく安いところを選択することをオススメします。
オンライン受講と比較すると費用は高めです。
資格取得のための費用一覧表
RSA(オンライン受講) | 30〜60オーストラリアドル |
RSA(コース受講) | 90〜120オーストラリアドル |
RCG/RSG(オンライン受講) | 30〜50オーストラリアドル |
RCG/RSG(コース受講) | 90〜120オーストラリアドル |
White Card(オンライン受講) | 30〜60オーストラリアドル |
White Card(コース受講) | 80〜130オーストラリアドル |
まとめ
ホワイトカードはオーストラリア全土で利用可能ですが、RSAとRCG/RSGは州毎に利用可能な州と、そうでない州があるので注意してください。
値段に関しても基本的にはオンラインの方が安く、コースを直接受講した場合は2倍近く高いです。
コース受講した場合は2倍高いですが、実際に講師から直接教わることにより値段以上の価値があるのかなと、私は思います。
オーストラリアに住んでいるからできる経験の1つだと思って、コース受講してみるのもありではないでしょうか。
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