英語には沢山の訛りやスラングがある中で、イギリス英語の訛りやスラングに憧れる人も多いはず。
そんなイギリス英語の訛りやスラングは学校や教科書からは学ぶことはできませんし、英語辞典に記載されていない物も多くあります。
今回はイギリスで頻繁に使用されるけど日本やアメリカではあまり聞かないイギリス英語の訛りやスラングを紹介していきます。
イギリス英語の訛り・スラング
Mate(メイト)
あなた、友達、兄弟(イギリス英語)
アメリカ英語では”mate”は基本的に配偶者やパートナーといった意味で使用しますが、イギリス英語では「あなた、友達、兄弟、仲間」といった意味で使用されます。
アメリカでは親しい人にしか使わないのに対して、イギリスでは知らない人にも使う事があります。
発音に関してもイギリスでは”メート”、オーストラリアでは”マイト”と様々な言い方があります。
Muck(マック)
不潔、汚い、泥、ガラクタ、まずい
アメリカでは”dirty”を使用しますが、イギリスでは”muck”を使用する事が多々あります。
Ace(エース)
とても良い、一流の人、達人、名人
日本でも切り札、一流の人の事を”エース”と呼ぶ事がありますが、実は主にイギリスで使用される英単語です。
Blimey(ブライミー)
くそっ、しまった、わお
何かに驚きを表現する時、衝撃や動揺を隠せない時に使用されます。
Blinding(ブラインディング)
人目を引く、素晴らしい
アメリカ英語では”目が眩む、突然の”という意味で使用されます。
一方で、イギリス英語では”誰かが視力を失うほど優れた、素晴らしい”という意味で使用されます。
Bloke(ブロウク)
やつ、野郎
イギリスでは男性を呼ぶ際に一般的に使用される英単語です。
日本語で”やつ、野郎”と表現するとあまり良いイメージはありませんが、イギリスではごく一般的に使用される言葉です。
Bloody(ブラッディ)
すごい、ガチで、ひどい
日本語訳では”ガチで”と翻訳するのが正しいでしょう。
アメリカでは”Fucking”を使用しますが、イギリスでは”Bloody”を使用します。
昔は不謹慎な言葉でしたが、最近では一般的に使われるようになっています。
アメリカ英語では”血だらけの、血まみれの”という意味で使用されるので、上記の意味をアメリカで使用しても全く通用しません。
Brilliant(ブリリアント)
素晴らしい、すごい
何かが素晴らしい時、良いニュースがある時に使用される英単語です。
昔は主にイギリスで使用されていましたが、現在ではアメリカでも使用するようです。
Bugger-all(バガーオール)
何にもない事
イギリスのみで使用される英語スラングで、”本当に何もない”という事を意味します。
Cheers(チアース)
ありがとう、さようなら
「Cheers」は通常”乾杯!、万歳!”という意味で使用されますが、イギリスのスラングでは”ありがとう、さようなら”という意味があります。
これはイギリスのみで使われる意味なので注意が必要です。
Chunder(チャンダー)
ヘドを吐く
お酒で酔った時や重い病気で”吐きそう、病気に感じる”時に使用する言葉です。
Do(ドゥー)
パーティー
「Do」には多くの意味がありますが、それら意外にもイギリスで使用される「Do」には名詞で”パーティー”という意味もあります。
例えば”I’m going to Steve’s birthday do tonight.”といった文章で使用される事があります。
辞書で調べても出てこない場合がほとんどなので、覚えておくと良いかもしれません。
Dodgy(ダジー,ドジー)
ペテン師、信頼できない、危険だ、不安定だ
地域によって多少発音が異なりますが、イギリスでは”ダメだ”という意味で使用される英単語です。
日本語の”ドジ”に似ていることから覚えやすい英単語ではないでしょうか?
Fortnight
2週間
通常”2週間”を表す英語は「two weeks」ですが、イギリスでは「Fortnight」と表現する事があります。
Gobsmacked(ゴブスマックト)
ギョッとした、たまげた
信じられないほどショックを受けて驚く事を表現する英単語です。
イギリス英語で”Gob=口”と表現する事から、誰かがそれにぶつかった時のショックな様子を表し、作られた英単語だと言われています。
Gutted(ガティッドゥ)
落ち込んだ、落胆した
イギリスでは悲しい感情を伝えるための最上級表現として使用されます。
アメリカ英語では通常”devastated”を使用します。
Hunky-dory(ハンキードリー)
文句なしの、満点の
”オッケー”と表現したい時に使うイギリスのスラングです。
「Everything’s hunky-dory(大丈夫です、申し分ありません。)」なんて言ったりします。
Jammy(ジャミー)
幸運な、ついている、望ましい、容易な
イギリスの北西部、南西部で一般的に使用されている英単語です。
努力せずに何かに幸運な人を表す際に使用されるイギリスのスラングです。
Kerfuffle(カーファッフル)
騒ぎ、騒動
様々な見方や意見によって引き起こる小競り合い、議論について表す英単語です。
使用場面はかなり低いかもしれません。
Knackered(ナッカード)
くたくたに疲れた、古すぎて使えない
”Tired(疲れた)”の上には”Exhausted(ヘトヘトの)”という英語がありますが、更に上の疲れを表現する際に使われる英単語です。
Minging(ミンギング)
ひどい、汚い、くさい
通常の英語では”Disgusting”や”Gross”が使用されますが、イギリスでは”Minging”が使われる事が多々あります。
Our Kid(アワーキッド)
(下の)兄弟や従妹
主にマンチェスターやイングランド北部で使用されるスラングです。
少し見下した意味で使用されるようです。
Pork pies(ポークパイ)
豚肉入りのパイ、嘘
通常は”ポークパイ(豚肉入りのパイ)”という意味ですが、イギリスでは”嘘”という意味で使用される事があります。
「Lies(嘘)」と「Pies(パイ)」が似たような綴りである事から出来たスラングだと言われています。
Posh(ポッシュ)
お上品な、上流の、お高くとまった
アメリカ英語では”Fancy”、イギリス英語では”Posh”を使用します。
Rubbish(ラビッシュ)
ゴミ、ガラクタ
最も日常的に使用するイギリスのスラングです。
日本人もご存知の通り、アメリカ英語では”Garbage”や”Trash”を使用します。
Tosh(トッシュ)
ゴミ、戯言、ガラクタ
上記の”Rubbish”と同様の意味で使用されます。
Scrummy(スクラミー)
とても美味しい
基本的には”Delicious”を使用しますが、それ以上に美味しいという気持ちを表現する際に使用する英単語です。
アメリカでは”Yummy(ヤミー)”を使用します。
Sick(シック)
超かっこいい、超クール
普通は”Sick=病気”とイメージしてしまうかもしれませんが、イギリスの若者は”Sick=超かっこいい”という意味で使用します。
近年、イギリスの若者が日常的に使用するようになったスラング英語の一つです。
Take The Piss(テイク ザ ピッス)
からかう、バカにする
イギリスの中でもロンドンで頻繁に耳にするスラングです。
英単語”Piss”の単体では”小便をする”という意味ですが、以下のような使用方法があります。
・Piss away=浪費する
・Piss off=怒らせる
・Take the piss=からかう、バカにする
To nick/nicked(トゥー ニック/ニックトゥ)
盗む、パクる、捕まえる、逮捕される
日本人もご存知の通り、通常は”Steal(盗む)”を使用しますが、イギリスでは”nick”を使う事が頻繁にあります。
Trainers(トレーナーズ)
スニーカー
我々日本人が普段から使用する”スニーカー”をイギリス英語では”トレーナー”と言います。
逆にアメリカでは”トレーナー”と言えばスポーツトレーナー(競技の指導する人)の事を表します。
少し複雑ですが、アメリカ英語とイギリス英語では大きな違いがあります。
Wanker(ワンカー)
マヌケ、ろくでなし、能無し
イギリス人同士で侮辱し合う際に使われるスラングです。
アメリカ英語では”Jerk”や”Idiot”に値するイギリス英語です。
欲求不満という意味も含まれる事があるそうです。
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