実は英語のイントネーション、アクセント、発音、訛りってあまり重要ではないことを知っていますか?
実際にアメリカ人やイギリス人はそこまでこれら気にしていないのは知っていますか?
日本人はやたらと英語のアクセントについて気にする人が多いと僕は思います。
今回はそんなアクセント、発音、訛りが本当に重要なのか?そうでないのか?を徹底解説していきます。
参考までに僕の英語勉強歴は以下の通り
・TOEICスコアは845点(2019年4月受験)
・フィリピン留学(8ヶ月)
・オーストラリアにワーホリ(1年)
・フィリピン語学学校スタッフ(6ヶ月)
・フィリピン人講師とのオンライン英会話(2年間)
そもそもイントネーションやアクセントってなに?
英語の会話は英単語や英文章が口から発せられて初めて成立します。
その口から発せられた英単語や英文法にはイントーネーション(抑揚)、アクセント(強勢)、ダイアレクト(訛り、方言)、プロナンシエーション(発音)の4つが含まれています。
これらは生まれた国、地域、母国語、口の構造、身体の構造によって人それぞれ違う物を持っています。
それぞれを日本語で簡単に例えて行くと、
イントネーション
イントネーション…文全体のリズム
イントネーションは日本語では抑揚と言われるもので、喜怒哀楽を文に組み込んだ物です。
同じ文章1つでも質問する時、怒っている時、喜んでいる時で時や場合によって文章の抑揚が変わってきますよね?
大阪弁は文末の音を上げる傾向にありますが、標準語は下げる傾向にあります。
そのために東京出身の人が大阪弁を聞くと少し怒っているように感じることがありますが、大阪の人にとっては普通に話しているだけだったりします。
これが抑揚と言われるものです。
英語の抑揚は日本語よりも強いために、例え英語がわからない日本人が英語を聞いただけでも怒っているのか、楽しんでいるのか、悲しんでいるのかを察知することができます。
アクセント
アクセント…1単語の中にある強弱、ストレス(強調)
アクセント(強勢)と言われるものでアメリカ英語であろうとイギリス英語であろうと基本は同じです。
※いくつかの違う単語はあります
日本語で例えるなら以下のものがアクセントとして挙げられます
「飴」と「雨」
「雲」と「蜘蛛」
地域によって多少誤差はあるかもしれませんが、基本的には同じアクセントなはずです。
「飴」(あ・め→)と「雨」(あ・め↑)のように発音するはずです。
※大阪弁、京都辺りは少し違う
プロナンシエーション
プロナンシエーション…母音や子音の発音
これは育った地域や国によって違います。
僕たち日本人の母音と子音は「あいうえお、かきくけこ」などの50音です。
そのために英語を話す際の私たちの口は日本語の構造になってしまっているので日本語をベースとした英語の発音になってしまいます。
英語であれば「ABCD…」のアルファベットを元に英語を話します。
ですがアルファベットの読み方はアメリカ、イギリス、オーストラリアでは少し違います。
例としては、
アメリカで「A」を「エイ」と発音しますが、
オーストラリアで「A」は(アイ)と発音します。
そのために同じ英単語でもアメリカとオーストラリアでは違う発音となります。
下の表にて有名な英単語を例にしてみました。
アメリカ | オーストラリア | |
today | トゥデイ | トゥダイ |
monday | マンデイ | マンダイ |
mate | メイト | マイト |
maybe | メイビー | マイビー |
初めて知った方は驚くと思いますが、本当にオーストラリアではこう発音します。
僕もオーストラリアに行く前までは信じられずにふざけて「マイビー?」「トゥダイ」と発音していましたが、オーストラリアに1年間滞在していた時には結構頻繁に聞きました。
ちなみにこのプロナンシエーションを完全にアメリカ人に変えるにはかなりの時間が必要だと言われています。
少なくとも2年以上は練習し続ける必要がありますし、アメリカに住んだとしても完全に改善するのに10年以上かかる人もいると聞きます。
僕たちは日本で生まれて育った以上、口が日本語の構造になってしまっているのでそれを英語の口や下の動きに変えないといけません。
ダイアレクト
ダイアレクト…方言
これは皆さんの想像が付く通り「方言」と言われるものです。
標準語では「疲れた」を大阪弁では「しんどい」
標準語では「可愛い」を北海道弁では「めんこい」
これが日本語の方言になります。
英語もこれらと同じように各国によって数々の方言があります。
”アメリカではエレベーター”と言うものを”イギリスではリフト”と言ったり、
”アメリカではスケジュール”と言うものを”イギリスではシェジュル”と言います。
発音は気にしなくてもいいの?どれが必要なの?
結論から言ってしまうと発音、アクセント、イントネーションが全て間違っていても会話は成立します。
出川イングリッシュを知っていますか?知らない人はYouTubeで「出川イングリッシュ」と検索してみましょう。
お笑い芸人の出川さんの使う英語は上記で説明した全てが間違っていますが、それでも英語圏の人は理解することができます。
日本語で例えてみましょう。
例えば外国人の人が日本語で話しかけて来て「アメガフッテルネー」と間違ったアクセント、発音で言われたとしても僕たち日本人は何となく理解することできますよね?
それと同様で全てが間違っていても、単語さえ何となく合っていれば僕たちの言いたいことをネイティヴの人は理解してくれます。
まぁ僕たちが相手の返信を理解できるかできないかは別として。
アクセントが正しくできていれば会話の精度は格段に上がり相手もより聞き取りやすくなります。
そしてイントネーション(抑揚)が上手く付けられれば英語を話しているような感じになります。
プロナンシエーションはかなりの時間がかかる上にそこまで重要ではないので初心者や中級者のうちは特に力を入れて練習する必要はありません。
英語の勉強をする際にはアクセント(1単語1単語の強調する部分)に気をつけて勉強するようにしましょう!
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