あなたはTOEICで何点を目指していますか?
どうせお金を払って受験するなら800点?900点?など高得点を取ってみたいと思いませんか?
高得点を取るために知っておくべき、やっておきべきコツを紹介していきます。
参考までに現時点での筆者の英語能力、勉強歴は下記の通り
・TOEICスコアは845点(2019年4月受験)
・フィリピン留学(8ヶ月)
・オーストラリアにワーホリ(1年)
・フィリピン語学学校スタッフ(6ヶ月)
高得点を取るコツ(全パート共通)
決して問題を振り返ってはいけない
あなたもこんな経験をしたことがあるはずです。
答えが出てきそうで出てこない、
でも間違えたくないから次の問題に行きつつも頭の片隅で考える
⬇︎
結局次の問題も曖昧になってしまった
⬇︎
そのことを引きづり、やる気がなくなってしまう
⬇︎
最終的に点数があまり良くない、モヤモヤした気持ちになる
僕はこんな悪循環をずーっと繰り返してTOEIC600点前後、リスニング点数350点前後をウロウロとしていました。そしてこれは僕だけではなくたくさんのTOEIC受験者にありがちなことです。
受験者誰しもせっかくうまく聞き取れて確実に1問正解できそうな問題を間違えたくないし捨てたくありません。
ですがこれはNGです。
わからない問題は間違えたと割り切って次に行きましょう。
100問中100問わかる人なんてそうそういません。いたとしても何年も勉強していたり、海外に住んでいた人だったり、プロフェッショナルだけです。
僕たち素人は数問間違えて当たり前なので、そこは割り切ってさっさと次に行きましょう。
TOEICリスニング勉強だけでは絶対にダメ
TOEICを勉強している人にありがちなのは、模擬試験や過去問をひたすら勉強することです。
知っている方もいるとは思いますが、TOEICリスニングには多数のアクセント(アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア)で構成されています。そしてオーディオの速度はそこまで早くはありません。
4種類のアクセントと遅い英語速度で勉強してもあまり効率的ではありません。僕も実際にTOEICリスニングだけの勉強をひたすらしていた時期がありましたがあまり能力向上を感じることはできませんでした。
ではどうしたら良いのか?
・幅広いアクセントを勉強すること
外国人の友達を作ってみる、MeetUpに参加してみる、YouTubeを使用してみる
方法はたくさんあります。そしてこれらをやってみることによって如何にTOEICオーディオに出てくる英語が綺麗な発音なのかわかります。
・より速い英語を聞くこと
好きな洋画やドラマがあれば英語バージョンを観てみる、洋楽が好きであれば1日中洋楽を聞いてみる、YouTubeで「英語 ネイティヴ」と検索するとアメリカ人が日頃使用する英語のスピードが出てくる
これらをやってみることによって如何にTOEICオーディオが遅いかわかります。
ネイティヴ英語に慣れた状態で、リスニングテストをやってみると遅く感じて問題を考える時間や余裕もできてきます。
マークシートは全問終了後に塗り潰すべき
あまり知られていないかもしれませんが、高得点者の中には問題を解いている間は少しでも次の問題に集中するためにマークシートには軽くマーク(✔︎や✖️)をつけておくだけで、リスニングが全て終了してから塗り潰すという人もいます。
僕の友達(2年前は僕と同レベルで今はTOEIC960点)が試していた方法です。
最初は少しムズムズした感覚ですが、慣れてくるとスムーズにできるようになって時間の節約にもなるために集中力が倍増します。
高得点を取るコツ(パート1)
簡単そうに見えて、意外なところに落とし穴がある写真描写問題。
TOEICを何度か繰り返すとオーディオを聞かずとも答えは大体予測できます。
⬇︎下の写真を例えとして解説していきます(実際は白黒)⬇︎
写真の主人公は誰?何?
上の写真での主人公は2人いますね。従って答えは100%この2人が関係するものとなります。(所持品等含め)
この写真から推測する僕の答えは、
・The man/woman is walking next to the man/woman.
(男性/女性は男性/女性の横を歩いている)
・They are smiling each other.
(彼らはお互いに微笑んでいる)
・He is putting his hand in his pocket.
(彼は彼の手をポケットに入れている)
・He is holding his bag.
(彼はカバンを持っている)
これらが推測されます。
なので写真に関係ない主語が出て来た時点で間違えなので聞き流しましょう。
似たような発音には細心の注意を払う
上記の写真からは以下のような引っ掛け解答が予想できます。
・The man/woman is working.(男性/女性は働いている)
walking(歩いている)の引っ掛けとしてworking(働いている)というは定番の引っ掛け問題です。
walkとworkは発音が似ているので注意が必要です。walkingと勘違いして選択してしまうことも多いです。
・The man is putting his hands in his pockets.(男性は両手をポケットに入れている)
この引っ掛け問題は僕もたまに間違えてしまう問題の1つで、写真では片手しかポケットに入れていないのに選択肢では両手となっている。
・The man is looking back.(彼は後ろを振り向いている)
bag(カバン)やback(後ろ)という発音が近い引っ掛けも予想できます。
ingには気をつけるべき
An item is being ….という選択肢が良く出ますが、あまり正解の選択肢として出るイメージはありません。
これは混乱させるための選択肢として出る傾向にあります。
例えば、上のような写真が出題されたとしましょう。
「A cup is being hold(カップは誰かによって保持されている)」この文章が読み出された瞬間に、“a cup”という言葉に反応してマークシートを塗り潰してしまう人が多くいますので、最後まで良く聞きましょう。
高得点を取るコツ(パート2)
実は一番簡単で全問正解も簡単に目指せる応答問題であるパート2。
選択肢もその他パートと違って三択問題になっていて答えも絞りやすい。
YES/NO問題には気をつけるべき
私たち日本人はDo/DoesまたはAre/Isの質問に対してはYesまたはNoで返答をすると中学校で勉強したはずです。
確かに「〜ですか?」と聞かれたら「はい〜です。」「いいえ〜です。」と答えますが、TOEICではYES/NOが省略された選択肢が出て来ます。
例えばですが、
「Do you have a meeting in the afternoon?」(あなたは午後から会議に参加しますか?)
「My coworker is going to join」(私の同僚が参加する予定です)
このように「はい」または「いいえ」以外にも様々な選択肢が出て来ますので”YES/NO問題=YES/NO選択肢”という訳ではありませんので注意しましょう。
ちなみにこの応答は会話が成立しているので正解となります。
5W1Hの部分をよく聞くべき
質問が上記で説明したYES/NO質問でなければ、文章には5W1H(When,What,Who,Where,Why,How)が使用されます。
5W1Hが聞き取れた時点で選択肢はかなり絞ることができます。
※When=時間に関係する選択肢、What=物に関係する選択肢、Who=人物に関係する選択肢、Where=場所に関係する選択肢、Why=理由に関係する選択肢、How much/How many=頻度や程度に関係する選択肢
WhyとHowに関しては例外も多くあるので注意が必要。
Why don’t/Why not(なぜ〜しないの?じゃないの?)
How about…(〜はどうですか?)
といったようなだいぶ意味の変わった文章になります。
同じ英単語が出たら間違えだと思うべき
Part2では1つだけ高確率で不正解と断言できる選択肢があります。
それは問題文と同じ単語が入っている選択肢です。
例えば、
「Do you know my pen?」(私のペン知ってる?)
「I don’t have a pen now」(今ペンを持っていません)
TOEICテストは設問と選択肢に全く同じ英単語を入れて受験者を混乱させています。
選択肢に迷いがある場合は、同じ英単語が入っていた選択肢を避けて解答しましょう。
高得点を取るコツ(パート3,4)
設問を先に全部読むべき(必須)
⬇︎図のような状態になります⬇︎
オーディオが設問を読み上げている時はオーディオを完全に無視して、自分の頭の中で次の問題を読み上げましょう。(できれば選択肢も全部読むと良い)
これは慣れていないと難しいので模擬試験を解くときに少しづつ訓練していく必要があります。
問題番号=時系列
TOEIC(パート3、4)の問題番号とオーディオの読み上げる文章は前後することがほとんどありません。
例えばパート3、
問題1(31-33)問題2(34-36)…..となっています。
各問題でオーディオは長い英文章を読み上げていくわけですが、番号通りに答えが登場して行きます。
つまり問題1(31〜33)の場合は、33の正解が一番最初に読み上げられたり、真ん中で読み上げられることはほとんどないです。
必ず31から順番に答えが出てくるので、あまりにも31の正解を見つけることができない場合はスキップして33の答えを探し始めましょう。
※数問の例外あり
パート2とは違い、同じ単語を聞くようにすべき
パート2では同じ単語が設問と選択肢で出たら絶対に選んではいけないと説明しましたが、逆にパート3と4では正解の答えの可能性が高いです。
類似語にも注意してよく聞きましょう。本文では”drink”と言っていたが、設問や選択肢では”beverage”などの類似語で表現されている場合も多々あります。
選択肢に迷ったら同じ単語が入っている選択肢を選んで良いです。
まとめ
・全パート共通のコツ
「問題を振り返るな」
「TOEICリスニング勉強はあまり効果がない」
「マークシートの塗り潰しは全問終了後」
・パート1のコツ
「写真を見た時点で既に答えは予想可能」
「設問と似たような発音の入っている選択肢には要注意」
「An item is being …には引っかかるな」
・パート2のコツ
「YES/NO問題に気をつけろ」
「5W1Hの部分を聞き逃すな」
「同じ単語が出たら間違えだと思え」
・パート3,4のコツ
「設問を先に読むべき」
「問題番号=時系列」
「同じ単語をよく聞き取るべき」
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